流のバンコク・ゲイパラ白書☆リターンズ(゜∀゜)ノ

流(りゅう)の単純で軽いバンコク・ゲイ体験記。 ヨロシク!

③Rの行く道

2011-12-14 | ゴーゴー白書

翌日はずっと気になった。


もう電車乗ったかな
今頃お昼食べてるかな
彼女と仲良くしてるかな・・・


そんなことをぼんやり思いながらいた。



その後、Rからの連絡はなくなった。
俺も時間の経過とともに徐々に忘れていった。



3ヶ月ほどしてメールが届いた。

SIM変えたから番号変わっちゃったんだよね、俺。


『ここにはコンピューターがないからメールできなかった。
 遅くなってゴメン。本当にゴメン。

 故郷でお父さんとお母さんと弟と奥さんとで暮らしてる。
 元気にしてる。
 何もなくて、牛がいる。

 いつか遊びに来て。会いたい。 R 』



泣けた。



Rの笑顔や声や仕草がいろいろ頭の中に溢れてきて、
なんか泣けてきた。

楽しかった頃は何とも思ってなかったのに。


携帯番号を書いてなかったのは、
たぶん売ったんだろな。

家族みんなでいつまでも仲良く幸せに暮らしてほしい。



返信は悩んで、本当にめちゃくちゃ悩んで、
送らないと決めた・・・ 


のに、やっぱ送ることに。 ←どないやねん。



もしRが次に町に出てやっとメール見たときに返信がなかったら
どれだけ悲しく思うだろう・・・

とかまで考え込んでしまって、結局返信することにした。



『メールありがとう。
 元気そうで嬉しいです。

 俺も彼氏も元気です。
 Rも家族と奥さんと楽しく過ごしてください。

 みんなの健康を祈ってます。グッドラック。 リュウ 』



なんとなく、文面に別れの道を選んでしまった。



それがRのこれからの幸せかなと思うことにした。


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