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梅雨の晴れ間に山陰海岸を飛ぶ (12) - 松江市

2009-07-20 | 中国
It is a sound never forgotten,this pattering of geta over the Ohashi
- rapid,merry,musical,like the sound of enormous dance;        (Glimpses of Unfamiliar Japan)

松江大橋は小泉八雲の作品『知られざる日本の面影』にも登場する松江のシンボルの一つである。
小泉八雲ことラフカディオ・ハーン(Lafcadio Hearn))(1850-1904)は、
明治の日本と、日本人の心のありようを、流暢な文章にのせて全世界に紹介した。
『知られざる日本の面影』には、松江周辺の古い面影が書かれている。また、この中に書かれている随筆の中には、この地方で伝承されていた幽霊やお化けの話も収められている。
 
宍道湖の河口に架けられ、全長134メートル、幅12メートル、八雲は松江大橋からみる大山を絶賛している。また、この橋の様子を「どうしても忘れられぬ音だ、このカラカラと大橋を渡る下駄の音は、早くて、陽気で、調子よく、まるで大舞踏会の足音だ」と語っている。(原文-冒頭)


松江市は大橋川より北の地域である「橋北」と南の地域である「橋南」に市街地が二分され、西側(画面右)から、宍道湖大橋、松江大橋、新松江大橋、くにびき大橋が架かっており、大橋川は宍道湖や中海とともに「水の都」とされる松江を象徴する景観である。


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