ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

2011-12-21 23:49:36 | Weblog
中国人の同僚に日本のガラパゴス携帯を見せたら、
「日本の携帯は、きれいだね」と言われた。

確かにデザインは洗練されていると思うし、
少しキラキラしてたり、ライトが光ったりして、オシャレだと思う。
遊び心もあると思う。

でも、もうすっかりiPhoneに慣れてしまったので、
いまさらガラケーには戻らないと思う。というか、戻れない。
スマホ専用の手袋というやつがほしいくらいだ。

身の回りのものを改めて見てみると、
どうやら、いろいろな物に対する好みが固まってきたようで、
白い物が周囲にあふれるようになった。
気がつくと、数種類ある色の中から白を手にしている。
携帯電話は、ガラケー、iPhoneいずれも白だ。

白は漢民族にとっては、あまりおめでたい色ではないけれど、
モンゴル人にとっては吉祥の色。
チンギス・ハンもフビライ・ハンも白い服を来ているし、
青い空と白い雲、緑の草原とゲルの白いテントは、
コントラストが本当に美しい。

そして、チベット人にとっては、白は在家者の色だったか。
まさにその通りだ。
それに、白ターラー菩薩という方もいらしたな。

そういえば、私は五行思想で「金」の性質を持っていると言われた。
「金」は「白」と結びついていたように思う。

「だから何?」という気もするのだけれど、
これでしっくりきているあいだは、これでいい。

ただし、白酒は、積極的に飲みたいとは思わない。
あれは、白い色の酒というよりは、透明な酒だし。