ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

やれやれ

2011-12-06 23:16:38 | Weblog
中国で働いてみて、日本と違うなあ、と思うのは、
「組織がない」ということ。
そのおかげで中国の企業は効率が悪いので、
トップが無能でさえあれば、日本企業が負けることはあまりないと思う。

でも、人口が多いだけに、中国人には賢い人も多く、
おまけに規制をかいくぐることに慣れている人も多いので、
競争すると、日本はかなり厳しい戦いになるわけだ。

ついでに、株で設けていた人たちが、
ふと立ち止まって、企業の力を考えるようになると、
自分が率いる組織にも考えがまわるようになるわけなので、
そうなると、あれこれと有効な策をめぐらし始める。

ヨーロッパの不景気のあおりをくって、輸出ができず、
中国の南のほうでは工場がバタバタと閉鎖されているような状況下で、
はて、自分の会社はどうかいな?
と、思う中国人が出てきてもおかしくなく、
そうすると組織のあり方も、少しずつ変化するかもしれない。

まあ、それよりも、個人的に心配なのは、Apple社だ。
相変わらず、MacBookくんもiPhoneちゃんも好調。
Lionが欲しいなあ、などと、指をくわえている。

さて、パソコンに比べて、スマートフォンの接続がさくさくなのは、
それだけ中国の規制が追いついていない、ということなのだろう。
やれやれ。