ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

耳ざわり

2011-12-20 23:46:52 | Weblog
すっかりヒートテックと湯たんぽのお世話になっている。
上海には、こたつがない。
そして、けっこう底冷えする。
ただ、湿度はわりと高め。
ノドの負担が少なくて助かる。

今日は、夕方から上海の地下鉄に乗って出掛ける用事があり、
帰り道、ちょうどラッシュにあたった。

ラッシュといっても、日本のように後ろから押してもらえないと
乗ることができないほど混むことはあまりない。
ただ、乗り降りが終わるまで車掌さんは待ってくれず、
無慈悲に扉が閉まってはさまるので、みんなが我先にと乗り込むだけ。
という状況だったので、車内には結構の人数がいた。

中国の人は、電車の中でも、エレベーターの中でも、
闊達に会話をする。
しかも、なぜか男性も女性も、舌打ちをする人が多い。

今日、私の左耳と後頭部の近くに立っていた会社の同僚らしき男女は、
社長室にいる「美女」について熱く語り(上海語ではなく普通語で話していた)、
なぜか2人とも、口を開く際に必ず舌打ちをするという共通の癖を持っていた。

男「チッ、どうやら社長はお気に入りのようなんだけどさあ」
女「チッ、誰?」
男「チッ、ほら、あの美女だよ」
女「チッ、ああ、あの美女かあ。なんだか変だよね」
男「チッ、まあ美女と呼べるかどうかは別だけどさあ、相当なお気に入りじゃん」
女「チッ、美人の部類には入ると思うけど、ふふふ、チッ、ほんとに変だよねえ」

その会話が楽しいことはわかる。
舌打ちをしたくなる気持ちもわかる。
ただ、あまりにも、「チッ」「チッ」とうるさい。耳ざわりだ。

中国人には舌打ちをする人が多い。
そして電車のシートに座ったときでも貧乏揺すりをする人が多い。

地下鉄に乗って通勤するのでなくてよかったと、今日はつくづく思った。

ループ

2011-12-20 00:02:35 | Weblog
今日は、TVタックルが見たかった。

ということで、しょうがなく、久しぶりに中国のテレビをつけてみた。
CCTV4では、仰々しい追悼の辞が述べられていた。
そういえば、社会主義の盟友だったか。

とにかく、暴発しないように。これ以上飢餓が深刻にならないように。
そして、拉致問題が解決するように。

さて、今日は仕事中につくづく思ったのだけれど、
年配の女性には、万国共通なところがある。

それは、主語を抜かして話す、ということ。
中国語は、文法上は、主語の次に述語が来るけれど、
文章の構造上、必ずしもそんなに明確だとは限らない。
「あれ」「それ」が多い人はいるし、
ぐるぐると同じ話しをループする人も、やっぱりいる。

そして、よくよく考えてみると、
その人と私は、たいして年齢が違わなかったりする。
年配の女性という言葉に、自分で傷ついたりする。

私も、あんなふうにループしながら話してるのかなあ。
仕事の話をしているときだけは、キレがあるといいなあ。