ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

世相

2011-10-29 22:04:31 | Weblog
朝から上海市の中心の方に出掛けて、
何年かぶりに南京東路を歩き、人民広場に抜けた。

人民広場には、
子どもの結婚相手を探しているお父さんお母さんたちが大勢集まり、
プロフィールを書いた紙を貼り出す親同士のお見合い会が続いていた。
後添えを探す老人もいた。
日本でいう結婚相談所のようなところの人も来ていた。

私と同い年の女性のプロフィールがあった。
大卒、家も車もあります、と書かれていた。
お医者さんは、お嫁さんにも同じくらいのステータスを求めていた。
また、大卒の人で、お給料4000元と書いている人もいた。

母親が公園なんかで自分の結婚相手を探していたら、
私だったら恥ずかしくてかなわない。
でも、中国の女性は50歳で定年だから、
一人っ子が結婚していなかったら心配でしょうがないだろうし、
というか、ヒマで、そればかり考えてしまうだろうし、
はやく、孫の世話でもしたいのだろう。

なかなか世相を見るにはいい場所だけれど、
面白いを通り越して、なんだかイヤな気持ちになった。
婚活はどこの国でも難しいものなのだなあ。

現実とのギャップ

2011-10-29 01:51:01 | Weblog
ゆとり教育の弊害を日々実感する毎日。

自分らしさを求めるのはいいのだけれど、
あなたの思う自分自身の実力と、
他人が思うあなたの実力にかなり乖離があって、
話が通じてないようなフラストレーションがたまるんだけど。

そんなことを言いたい日々が続き、少々疲れた。

その話とは直接的な関係はないのだけれど、
今日、「26歳のとき、何を考えていましたか」と聞かれたので、
「別に何も」と、答えたら、「うそ~、悩んだでしょう。自分がどうあるべきかって」
と、言われたので、頭の中で以下の言葉を思い浮かべ、そのまま飲み込んだ。

・母親が植物状態で精神的に辛かったです。
・奨学金を返しながら母の看病をしていたので、金銭的に辛かったです。
・父の借金の取り立ての電話が、なぜか会社の電話にかかってきたので、
 かっこわるくて辛かったです。

自分がどうあるべきかを悩むよりも、生活苦が先に立ったんですけど。
なんて、飲み会の席で言ってもしょうがない。

そして、
いま、幸せだな~、と実感した。