ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

刑事コロンボ

2010-05-17 22:05:28 | Weblog
久しぶりに「刑事コロンボ」が見たい。

特にいま見たいのが「溶ける糸」と「二枚のドガの絵」。
「別れのワイン」もいい。

「溶ける糸」は、天才心臓外科医の話。
激高するという感情の演技すらして相手をだまそうとする。

「二枚のドガの絵」は、ショパンの別れの曲が印象的だった。
芸術を愛し、ある人への愛ゆえに殺人を犯してしまうお話。

あと、何だっけ「人にはふさわしき贈り物」の「白鳥の歌」だったっけな。
IRAのお話。
「5時30分の目撃者」もよかった。

小学生の頃、母の教育方針によって、私は毎晩21時に就寝していた。
でも、「刑事コロンボ」の日だけは、金曜ロードショーを見せてくれた。
特別だった。

「刑事コロンボ」が面白かったのは、
人のエゴを描いていたからだと思う。
エゴによって殺人を犯し、エゴによって完全犯罪が完成しない。

ドラマに登場する殺人犯は、一般以上に賢い。
でも、どうしようもないくらいエゴも強い。
この人間ならではの矛盾。
これが魅力だった。

アメリカのエンターテインメントは、やはり奥が深いと思う。

ブックカバー

2010-05-17 17:15:17 | Weblog
日用品から作ろうと思って、次に文庫サイズのブックカバーを編んでみた。
これがけっこう難しかった。

 

色が渋過ぎると、出来上がってから思ったのは、まだ後悔としては軽いほう。
やはり一番気になるのは、手触りと、かっちり感。

手触りは、糸をコットンにしたので、まあまあいい感触。
いつもは革のブックカバーを使っているので、夏に向けて一気に爽やかになった。

問題は、かっちり感。
革のしっかりしたカバーを10年間も使っているので、どうしても頼りなく思えてしまう。
持っているときに、カバーと中身が微妙にずれる感触が気になる。

手ぬぐい生地などのカバーよりは、ずれるという意味では、まだいい。
それでも、何かが違う。
もう少しキチキチに編めばよかったんだろうと思う。

ということで、ブックカバーはこれから改良していこうと思う。

カバーの中身の本は、ウズベキスタン旅行から帰ってきた後、読み始めた本。
文明の十字路の歴史は本当におもしろい。

でも、今日も、仕事仲間から、
「今度、カザフスタンの話を聞かせてくださいね」とメールが来た。

ウズベキスタンです。スタンしか合ってないから。