ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

宴の後

2010-05-21 14:49:25 | Weblog
昨日は、夕方から深夜1時まで、仕事というか遊んでいた。
久しぶりにある人のライブイベントの立ち会いをして、とても楽しかった。

イベントが進むうちに、場の一体感のようなものがうまれ、どんどん楽しくなるし、
その空気におされて次回はこんなこともやってみたい、と気持ちがふくらむ。
そして、これまであまり話す機会がなかった人と話せたりして、
世界が一気に広がる。

いまさらながら、仕事は「人」が行っていることなんだよな、
だから、人間の部分を削いでしまったら仕事にもならないんだよな、と思う。

いろんな人と一緒の時間を共有して、お互いの感じ方を尊重すること。
私は、これが楽しい。

自分の内面をどこまでも掘り下げて、いつでも滾々と泉がわく人もいるかもしれない。
でも、私はそんな自分をもっていない。
ただ、そんな自分を「貧しい」と思うこともない。
私は器なのだろう。
だから、何かを入れないと器としての役割すら果たすことができない。
そして、器の大きさや深さは絶えず変化している。
一人で引きこもりたい時も当然ある。
それでいい。

人はやさしい。
だから、そんな絶えず変化している私のことも、尊重してくれる。

宴の後、ゆるやかな時間が流れてきた。