ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

幸せな気持ち

2010-05-25 15:25:48 | Weblog
久しぶりに叔母の家に泊まりに行った。
小さいころ、よく遊んでくれた叔母で、
初めて両親以外の人とお出掛けしたのもその叔母だった。
私が、本能的に「血がつながっている人だ」と感じる人だ。

この叔母の素敵なところは、他人の心を慮る気持ちだ。
老若男女、誰とでも話しができる。
いるだけで、その場がすごく明るくなる。
気をつかっていないようで、とても気をつかっている。
他人から何かをしてもらうより、何かをしてあげたいと思っている。
そこが、たいへんたいへん優れているところだ。
だから、叔母と血がつながっていると思うだけでとても嬉しい。

今年で還暦なのだけど、普通に孫と遊んで走り回っている。
天ぷらの油がはねると、サッと飛び退くし、すごく敏捷だ。
よく笑うから、頬の筋肉もいきいきとしていて、とても若々しい。

でも叔母は、お姑さんとのあいだで、すごく苦労した30年をもっている。
そして、この苦労は、これから「介護」というかたちをともなって、
より重くなっていくだろう。
そして、叔母と私は、これからますます仲がよくなれそうだと思う。
理屈抜きで好きな人と一緒にいるとき、なんて人は幸せな気持ちになれるのだろう。

昨晩、帰ってきてからmacのカバーができた。
ただまっすぐに編んで、横を閉じただけ。
でも、なかなか使い心地がいい。


きっと、幸せな気持ちが編み込まれている。