ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

カタクリが静かに咲いていました 

2024-04-09 | 散歩

1週間ほど前ですが、カタクリを見に行ってきました。
都内には、カタクリの群生地はそう多くはないようですが、
その中の一つに、清瀬市の「
中里緑地保全地域」があります。
市のHPを見ると、コロナの影響もあるのか「自由鑑賞」と
なっていました。ガイド役の人は誰もいないのかもしれません。

ところが、群生地に行ってみると、保全活動をしている
ボランティアの会の方が待機していました。
聞いてみると、会のメンバーが期間中交代でつめている
とのこと。頭が下がります。
   
お話しをお聞きした方は女性の方で、私よりも
年上のようです。とにかく元気です。
話は、カタクリのことだけではないんです。
絶滅が危惧される植物のことにも話が及び、
近くの大学の薬用植物園で撮ったという貴重な
写真まで見せてくれました。
さらに小学校から頼まれ、子どもたちに、小川で
魚を取る時は、足をこうしてと話して喜ばれたと、
もう熱いです。煽られっぱなしでした。
さて、肝心のカタクリです。カタクリは、
特に保全地域の斜面に多く咲いていました。






カタクリは、曇りや雨の天候では、花を開かず
閉じたままになることが多いそうです。
今回はうまい具合に花を開かせていました。


      

      













群生とはいっても、びっしり咲いているのではなく、
ちょっと間をあけて咲いています。
しかも、うつむき加減ですので、カタクリの上品で
気高い感じをなかなかうまく撮ることができません。
頑張ってみましたが、やはり難しいです。





数輪、道際に咲いているカタクリがありました。
ちょっと失礼して、下から覗かせてもらいました。
模様が素敵なんです。

もちろん、周囲はカタクリだけではないです。
春の山野草の花が顔を出していました。
お天気が寒かったり暖かくなったり、一定しませんが、
いろいろな花がしっかり季節を彩っていました。


   


レンギョウです。





ウスベニアオイです。





クサイチゴです。



シャガです。



ツルニチニチソウです。





ムラサキケマンです。





ヒメオドリコソウです。
どの花もしっかりと咲いていました。
いつもこうした花が私たちを和ませて
くれています。
世界が平和でありますように!

コメント (6)
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