ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

春といえば桜 桜といえば淡い白 ~練馬高野台の桜~

2024-04-05 | 散歩

ソメイヨシノの開花が進んでいるにもかかわらず、
曇りや雨の日が続いています。
青空のもとで咲きほこる桜を期待していたのですが、
このままでは、お天気に恵まれないまま桜が散って
しまうのではないか。そんなことを心配していました。

昨日(4日)も曇りでしたが、空は明るさを取り戻し、
晴れ間も少しだけのぞきました。
チャンスとばかりに、練馬高野台駅近くの石神井川沿い
に植えられた桜を見に行ってきました。
ここは穴場スポットと言っていいところだと思います。



散策するにはちょうどよいお天気ですし、
結構桜を楽しむ人の姿がありました。
川沿いのベンチでは食べたり飲んだりしながら
談笑する人たちも。













川の両側から、覆いかぶさるように咲いている
桜の光景です。5分咲きから7分咲きといった感じです。
花びらが舞い落ちることもなく、ちょうどいい風情です。
青空の代わりに、川が桜を引き立ててくれているようです。











一本の大きな桜の樹には、やや大きな鳥が枝から枝、
花から花へと飛び回っています。
もしかしたらヒヨドリかもしれません。
おそらく樹の周りに落ちている花は、鳥が啄んだ花
だろうと思います。



川幅が広くなっている、石神井公園方向へと
歩みをすすめました。

















すると視界が大きく広がり、土手の道沿いの桜並木が
目に飛び込んできました。
川面を覆う桜もいいですが、川の両側の土手を整然と
彩る桜もまた、素晴らしい風情です。
むしろこの光景が練馬高野台の桜の「推し」かもしれません。



川には、シロサギの姿が。
餌をさがしているというより、
のんびり羽を休めているという感じです。







間近に見るソメイヨシノの花。
淡い白色(しろいろ)。気品に満ちた花。
数枚の花弁(はなびら)にも、趣を感じる花。

人の心を揺り動かすそのあり様が、
春と言えば桜とされる所以なのかも
しれません。

コメント (4)
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