ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

金太郎の木彫り、折り紙のかぶと ~父の思い出~

2021-05-02 | 日記
昨日の地震は、東京は震度2。
私は、揺れに気づきませんでしたが、テレビを見ていて
宮城が震度5強。知り合いに電話しましたら、
「大丈夫でした。このところ、やや大きい地震が時折ある
ので、慣れっこになっているかもしれません。」
特別のこともなく、よかったです。

もうすぐ、5月5日。こどもの日です。



亡くなった父は仕事を辞めた後、趣味で木彫りをやっていました。
父に申し訳なかったのですが、10個ほどあった作品のほとんどは
処分しました。
でもこれだけは処分せずにもっていました。金太郎さんです。
素人もいいところの作品です。
子どもの日ということで玄関の棚に飾ってみました。



父は彫刻のセンスはありましたが、人に教わるのが嫌いで、
自分の好きにやっていました。
知人に有名な彫刻家の方がいたのですが、教わろうともしません。
上達などまるで無関心です。
いくら田舎の一軒家とはいえ、父は熱中して昼も夜も(真夜中も)
カンカン彫り続けます。母が近所迷惑になると言って、
始終夫婦喧嘩をしていました。
金太郎さんを眺めながら、頑固な父が思い出されます。

5月人形も残していませんので、久しぶりに折り紙で
かぶとを作ってみました。





ネットにはいろいろな折り方が出ています。
結構かっこいいものもあるんですね。









自分の子ども時代は、新聞紙で、かぶとだけでなく、細長く丸めた
刀をつくり、チャンバラをしたものです。
今の子どもたちの刀は、光る、なんとかソードかもしれません。
本当に月日の経つのは早いです。
両親のことを思い出しながら、しみじみそう感じました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする