ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

あれっ まっすぐじゃない  ~西東京市・東伏見稲荷神社~

2018-05-07 | 公園・庭園・名所
西東京市に東伏見稲荷神社があります。この神社は名称が示すとおり、京都の伏見稲荷大社の分祀社として、昭和4年(1929年)に創建された神社です。つまり創建から約90年ということになります。
同神社の建立にともなって地名が「東伏見」になり、また西武線上保谷駅の駅名が現在の東伏見駅に改称されたそうです。(東伏見稲荷神社HP「ご由緒」より)

西武線の高田馬場駅と東村山駅間の開通(上保谷駅開業)が昭和2年だそうですので、神社の建立はさぞ大きな出来事だったのではないかと思われます。

伏見稲荷といえば千本鳥居を思い出します。2年前に京都の伏見稲荷を参拝しましたが、たくさんの人がその本数に驚きながら鳥居をくぐっていました。





さて東伏見稲荷神社はどうなのだろうかと思い訪ねてみました。(行ったのはちょっと以前のことで、まだ少し桜が残っている時期でした。)
東伏見稲荷は、西武新宿線の東伏見駅と西武柳沢駅の中間くらいで、どちらの駅からも徒歩7分ほどですが、西武柳沢駅からはバスで行くことができます。

立派な社殿のある神社です。神社に入ると心が引き締まる感じで、石造りの鳥居・お使いの白狐などが目に入りました。霊験あらたかな雰囲気を醸し出していました。














いよいよ朱塗りの千本鳥居です。
京都のように、鳥居がずっと直線的に続いているのかと思いましたら、何とまるで迷路のようになっているんです。まっすぐではありません。右とか左とか一定の方向を向いていません。
千本鳥居は、「願い事が通るあるいは通ったことへの御礼として奉納されるもの」(伏見稲荷大社HP「よくある質問}から)だそうですので、特に決まりはないようですが、それにしてもちょっと不思議な感じでした。













都内には千本鳥居のある神社がいくつかあります。後日まとめてご紹介したいと思っています。
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