ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

エッセー ~冬の陽ざしの中に~

2016-01-16 | 日記
このところ晴天続きで、陽ざしは冬というより春を感じさせます。しかし、来週には寒気がやってくるようです。これからが冬本番。春はずーっとさきですね。
リハビリを兼ねて、近くをぶらっと歩いてみました。今の時期は花が少ないのですが、よくよく注意してみると咲いている花があります。サザンカです。サザンカは11月ごろから3月~4月ごろまで見られます。サザンカには、サザンカ系・カンツバキ系・ハルサザンカ系の3つの系統種があるんだそうです。この写真がどれにあたるかはわかりませんがー。

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ロウバイ(蝋梅)も花をつけだしていました。ロウバイは梅(バラ科)の仲間ではなく、ロウバイ科という別の科目なんだそうです。ロウでできたような花びらには、
不思議なものを感じます。

            
            
           
梅は2月頃から3月ぐらいまで咲く冬から春にかけての定番の花。このところの暖かさにつられて、少しですが枝に花をつけていました。いずれたくさんの花をつけて楽しませてくれることだろうと思います。

            
            

これは、寒桜だと思うんですがー。冬桜は11月から12月頃に咲くものをいうようですが、これに対し寒桜は1月から2月ごろに咲く一重の小さな花をつけるものをさすようです。ひっそりとしかし温かく咲いていました。
            
                        
            
            
この赤い蕾と小さな花は、ボケ(木瓜)の花だと思いますがー。ボケは寒い時期から咲きだして4月頃に満開の時期を迎えるようですが、今の暖かさにそろそろ咲く時期
かとでも思って蕾をつけだしたのではと思うんですがー。

            
            

サザンカを別にすれば、どれもまだそっと花をつけだしたばかり。今は冷え冷えとした冬。しかし寒さの中に咲く花がある。
私たちの人生もそれぞれの時期に冬がありそして春が来るくりかえし。これから先どうなるかわからない状況の中にも、温かなものを感じる日はある。
ただ単に春がやってくるのをまつだけでなく、自分から春を感じるために歩いていくことも忘れないようにしたい、そう思うのです。
コメント
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