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すけさん日誌

杜の都で気ままに暮らす、管理人さんの日記です。
備忘録を兼ねた記録として使えれば、野望達成。

大火災の恐怖 東京大ピソチ

2006年05月07日 | 読書とか

最近の読了本から。

越澤明『復興計画 幕末・明治の大火から阪神・淡路大震災まで』(中公新書、2005年8月)
日本の都市は街路が狭く、木造家屋が密集し、自然災害や大火により甚大な都市災害が引き起こされてきた。諸都市ではどのような復興計画を立案し実行してきたのか。近現代日本の復興の歴史を辿り、今後の都市づくりを展望する。

日本の復興計画を、その歴史的経緯などから検討を加え、阪神淡路大震災のような近年の実践をもふまえつつ現代的な課題について考察する、といった内容の新書です。
こういう問題に興味のある方でしたらオススメなんでしょうが、そうでない方は それなりに、という感じでしょうか。
なつかしーな。(´∀`)ハハハ

それじゃ何で紹介したのかというと、
「1869(明治2)年12月、神田一帯の大火で1100戸が消失した。明治政府は江戸以来の伝統的な防火対策にしたがい、約3ヘクタールの火除地を設置し、その一角に鎮火社を祭った。この鎮火社は民衆の信仰が厚い火除けの神、秋葉大権現(本山は秋葉山本宮秋葉神社と改称)の鎮火三神を祭ったもので、火除地の原っぱは「秋葉原(あきばがはら)」と呼ばれた。1888年、上野からの鉄道延伸のため、秋葉神社は境内地を売却し、台東区に移転し(現存)、駅名は「秋葉原(あきはばら)」となった。」(18頁)
という指摘が興味深かったから、であります。
世界のアキハバラの由来は、静岡県の秋葉山 だったのですね。
(・3・)フーン

コメント
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