地酒屋のロックンロール日記

酒好き・音楽好きの仕事がらみと個人事をつらづらと・・・

平成19年11月19日(月) 晴  越智 浩2

2007-11-19 17:20:04 | 日本酒

「石鎚」 越智 浩の置き手紙

造り中の急がし中、東京にて勉強会に参加した頂きました、二日目の夜
宿も「中野サンプラザ」に取り、中野ナイトモードばっちりです。
この日は「石鎚」に続けと頑張る愛媛県・「城川郷」中城君も
バスで12時間かけて参加  素晴らしい&お疲れ様

          
images
画像は中城君による、日本酒の仕込みについてまずは初歩的なところから説明
マチダヤ・ヤングスタッフも熱心に聞き入ります。
時々「越智さん」の助けを借りながら話します。 何事も経験也。
越智さんの石鎚の造りについて力強い説明の後、
ブラインドで7酒の試飲 
これは先入観をなくして自分の舌だけでその酒の個性を利く訓練
冷やしめの常温と燗で一つの酒を飲み比べました。
先入観をなくすことにより普段とは又違うコメントが各自より出ました。 

次は実際の造りの現場を見にお邪魔したいと思います。
お客様に「日本酒」をきっちり伝えるため
ヤング・スタッフのレベルアップを目標に日々勉強です。

では越智さんがブログ用に書いた置き手紙を是非読んで下さい。


石鎚 「今年の造りへの意気込み」

いつも「石鎚」をご愛顧、ご愛飲頂きましてありがとうございます。

四国・愛媛は、この時期、日中の気温が高く、冬の気配もちらほらですが、
私どもの造りは既に始まっております。
10月下旬からの蔵内準備をスタートし、
11月6日の酒造祈願祭・初洗米、現在酒母が3本並んでおります。

今期は、醗酵及び貯蔵タンクの増設に伴い、
純米酒を中心に小仕込みを増やしました。
更なる品質のレベルアップと、搾ってからお客様へお届けする間の
貯蔵管理が目的です。

総仕込み本数が47本、4月1日の甑倒し(仕込みの終了ですね)、
5月上旬の皆造(搾りの終了ですね)まで、休み無しで突っ走ります。

お米の顔や質との相談が、今期も最重要課題となりそうです。

「石鎚を愛してくれるお客様のために造る。」
当たり前のことですが、これが平成19BYの私どものスローガンです。
造り手の技術競争やプライドの確立のために頑張りたくありません。

従来の商品ラインナップに加え、
新商品(正月明け出荷予定の純米新酒や春の酒等)に、
マチダヤさんからのお題であります「スパ晩、夏の酒、辛口の酒」、
いずれも頭の中では作戦が出来ております。(うまくいくかな?)

乞うご期待下さい!越智兄でした。


勉強会を23時過ぎに終え、次なる勉強会へ移動!!
フォーティーズ倶楽部の聖地「矢羽寿司」さんへ

         
images
「栗駒山」カップが越智さんのお気に入り
もちろん大の石鎚ファン 菊浦ご夫婦も仕事の後合流
ワイワイ楽しく造り中のエネルギーを貯めていきます。
 
         
images
最後には私もふらふらになり午前2時半過ぎに無事帰宅
矢羽寿司 中山さん 菊浦ご夫妻 遅くまでありがとうございました。

いけね~ 牡蠣フライ食べるの忘れてました・・・  越智さん残念

また春にお会いしましょう

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。