磐城壽 鈴木酒造 長井蔵 PRRT1
福島県 浪江町より 山形県 長井市へ
浪江町には、まだまだ戻れる状態ではない事が切ないですが、
この長井の地で「磐城壽」を復活させる道を選び、家族一丸となって前進している姿は
こちらも応援という立場ではなく、なにか熱いものがこみ上げてくるものを感じます。
鈴木 大ちゃんの淡々とそして飄々とした語りは苦労をまったく感じさせませんが、
内に秘めた強い覚悟はしっかりと伝わってきます。
「一生幸福」、「忍ぶ川」をブランド名として酒造りを行なっていた「東洋酒造」を譲り受け
2011年11月より「磐城壽」として仕込みを始めました。
用水路に囲まれ、その水はとてもきれいです。
看板は取り外しに費用がかかるためそのままですが、玄関の看板は「会津娘」あっ君の蔵にあった「栗の木」を板にし
大ちゃんの弟君が手彫りしたものです。
なかなかよく出来ています。
おもてなしは昔と代わらずお母さんの手作りのお漬物
蔵元でのお漬物はほんとにおいしいんです。 酒より褒められると「大ちゃん」笑ってました。
さて蔵を案内してもらいましょう。
玄関から扉一枚隔てて 釜場と洗い場がありますので外から丸見え!
和釜です。
室の設備も手入れをし酒米水分計測台車が2台導入されていました。
では仕込み部屋へ
と・・・仕込み部屋にはいる手前に・・・ あれが導入されていました・・・・ 通電システム
浪江蔵時代から大ちゃんお父さんが導入していたマイナス電子による浄化(?) システム
仕込み水にマイナス電子を通し、分子を結合(?)させてまろやかにするもの。。。。
確かにまろやかになったような・・・・
今後はさらに応用されていくのでしょう。 お楽しみに。。。
かなり画像が多くなったので 続きは PART2へつづく