地酒屋のロックンロール日記

酒好き・音楽好きの仕事がらみと個人事をつらづらと・・・

平成24年11月14日(水)  晴れ    巌  

2012-11-14 12:19:53 | 日本酒


巌(群馬)  高井君登場



「巌」 高井君  満を持して登場です。

諸先輩方のはりきりミーティングが一段落したあたりにやってきました。

慶應より京都大学 文学部へ編入した勤勉家でもあります。

しかし 今は「巌」の酒を極めるため日々 「鍛錬中」 です。

ではご紹介がてら「巌」のご案内

「貴」 永山さんを目標に置く 群馬の秘密兵器です。

では「巌の一文」



ちなみに39歳 独身です。


巌とは?

日露戦争において大国ロシアから日本の尊厳と独立を守った英雄「大山巌元帥」より名乗りをお許しいただいてより100有余年。

ふたたび日本の国難の時期にこの酒銘を背負うことにとても意義を感じております。

硬水から醸しだされるマッチョな酒、熟成して強い酒を、この酒銘の如く、流されることなく世に問うていきたいと考えております。



男・高井の自己紹介

高井株式会社 十一代目 高井幹人と申します。

数々の不謹慎な言動でいつも周りの皆様にご迷惑をかけており、

特に群馬の蔵元様には過剰なスキンシップをしてしまってますが、皆さん寛大なのでとてもありがたいです。

この世界に入って自分などにはもったいないいい出会いを頂いております。この幸運を無にすることなく、日々精進していく所存です。



これから目指す酒質は?


自分の蔵の水の特長を引き出すとともに、米の五味を十全のバランスで引き出し、五味の先にある迫真味を追い求めていきたいと常に考えております。

腰がしっかりしつつ、熟成でさらに味が上がるということこそ、弊社の仕込水の特長を示すものとして目指すべきポイントと考えております。

常温で置いてもむしろ輝きを増し、上品な熟成を示していくようなイメージを描いています。

お酒の席で、一歩引いてそれほど口数は少ないけれど、なぜか気になる男のような、そんなポジションのお酒を醸していきたいですね。・・・・

私の酒の席での振る舞いと真逆なので、自分でも恥ずかしくなりますが。



ひやおろしについて



「ROCK 巌」についてですが、山田錦+協会901号と王道的なスペックですが、
実は麹歩合がやや多い(通常2割のところを3割)のは、よりパンチのある味を出してみたいなと思ったからです。

春のミーティングでこの子をミディアムな条件で貯蔵したら秋口よくなるのでは、とアドバイスをいただき、、蔵の仕込室(冬場5℃、夏場17°C)で10月まで熟成。

8月初めごろはまだ酸が浮く感じもあったのですが、9月になると不思議にまとまってまいりました。

これまで私が醸した同スペックのものには、この時期になっても燗でもまだ味に芯がありすぎる傾向があったのですが、米味のまとまった表現が少しはできてきたかなと思います。


「はりきり企画部」より

今期は地元産の「朝日」で味ノマチダヤ用限定酒 仕込む予定です。  楽しみです。

まもなく40歳 の高井君 「酒道」へ邁進するなか 「パートナー」探しもがんばってください。

それにはまず世の中がよく見えるように「めがね」を新調しましょう。


夜 飲ミーティングでお伺いしたのは「高田馬場 とことん」さん

  

ちょっと早めの雪だるま?  それとも俺?




ビックネーム以外はほぼ飲み尽くしました。

高井くんの抱きしめ方がちょっと気になりますが・・・・

スタッフの皆さん遅くまですいませんでした。 おいしく頂きました。