地酒屋のロックンロール日記

酒好き・音楽好きの仕事がらみと個人事をつらづらと・・・

平成23年9月15日(木)  晴    大那

2011-09-15 19:55:31 | 日本酒

ちょいながマチダヤへやって来た。

造り前の打ち合わせに「大那=ちょいな」がやって来ました。

震災被害も含めて、安愚楽牧場の問題等、大変な「那須」ですが、
大いなる那須の大地の恵みを安全、安心にお届けすべく「ちょいな」も頑張っております。

今年は「辛口酒」の新提案、夏の酒「蛍」も軌道に乗り、「大那」の骨組みもしっかりしてきました。

次は10月1日 「ひやおろし」の発売です。 

以下「ちょいなの一文」


10月1日発売 「ひやおろし」について

10月1日「日本酒の日」にあわせて解禁しておりました、「特別純米 ひやおろし」ですが、
今年も 同様に10月1日(土)の「日本酒の日」をひやおろし解禁日と設定させていただきます。

今回で3年目です。

特に今年は30度以上の猛暑日が9月中も続くと思いますので、
季節の移ろいや日本酒に大切な「旬」 というものを「大那 ひやおろし 解禁」で感じていただけるのではないでしょうか?

肝心の酒質の方ですが、飲み応え重視の「原酒」ではなく、
食事との食べ合わせも考え、弊社のテイスティングで最もバランスのとれたアルコール分
16.8%(いろは)に調整・加水・火入れをしております。

7月から蔵の中で瓶内熟成をしておりますので、米味も十分堪能できると思います。 

これからの「秋の食材」と合わせて、大那「ひやおろし」をよろしくお願いいたします。



「夏越し純米吟醸」について



春・夏を越して熟成のピークを迎える秋口に味が乗ってくるお酒に「秋あがり」という名称がありますが、
弊社ではこの「秋あがり」を表現するお酒として毎年8月8日から「夏越し純米吟醸」を発売しております。

毎年8月初旬に貯蔵されたお酒の熟成具合や香味を点検する作業(初呑み切り)を行いますが、
その中で一番評価の高かったお酒がこの「夏越し純米吟醸」です。

今年は仕込十九号タンクが採用されました。

夏から秋への季節の移ろいを感じていただけるお酒です。


9月25日の味ノマチダヤ試飲会「旬味3」にも登場

「ひやおろし」の味わいをじっくり確かめて下さい。