ビーズ・ステッチ独学修行の続きです。今回は、シェイプド・ステッチに挑戦です。
(キット提供元:ビーズファクトリー)
胡蝶蘭のモティーフです。花びらと花芯の6つのパーツを作り、綴じ合わせています。
ビーズを1個1個糸に通してパーツの形を作っていきます。まったく難しくはないのですが、かなり時間がかかりました。途中で間違えてやりなおしたり、とても集中力と根気の要る作業です。
ビーズ・ステッチには麻薬的な魔力があるようです。時間を忘れるほど没頭するかと思えば、先がなかなか見えなくて挫折しそうになることもあります。でも1つの作品が完成したときの達成感や爽快感はたまりません。そう、ただの自己満足なのですが、それはマラソンや登山をやる人の気持ちに似ているかもしれません。
ビーズ・ステッチをやっていると、私が子供の頃、男の子がやるような工作やプラモデル作りに夢中だった時代を思い出し、ノスタルジックな気分になります。コツコツと時間をかけて根気よく1つのものを構築していく作業が自分の性分にすごく合ってる気がして、この先長くつきあっていけそうです。彫金などの本格的なジュエリーメイキングに取り組んでいた頃、ビーズ手芸のようなチマチマしたものは性に会わないと食わず嫌いしていた自分がとても恥ずかしいです。