つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

とある民家の恒温動物。

2017年11月25日 09時04分17秒 | 自然
僕たち人間は「恒温動物」だ。
外界の温度に関係なく一定の体温を保つ動物である。
例外はあるが、哺乳類と鳥類がこれに属す。
一方、外界の温度により体温が変化する動物が「変温動物」。
やはり例外はあるが、爬虫類、両生類、魚類、昆虫類などがそれだ。

体内で熱を作り出すシステムを持つ恒温動物は、変温動物と比べカロリー消費が激しい。
故に、常に食べ、エネルギーを補給する必要がある。
草木茂り、生きものが活動する春~秋はともかく、
雪や寒気に閉ざされる冬、食料の確保は容易ではない。
故に、体温・心拍を抑えて「冬眠」を決め込む種族もいる。

例えば「コウモリ」だ。
とある民家の軒先でじっと動かない奴がいた。
おそらく「アブラコウモリ」別名「家コウモリ」だろう。
家屋の瓦の下、天井裏、換気口、高架下や橋の下、大型倉庫内など、
身近な場所に住み着くが、間近でしげしげと観察する機会はなかなか貴重。
写真を撮ったり、角度を変えて眺めたり、周囲でゴゾゴソと動いていたら…

睨まれた。
「うるせえ、トーミンの邪魔すんな」と言わんばかりの恨めしい表情である。
お騒がせしました。

もう一つ、散歩中のお騒がせエピソード。

とある民家の風除室で毛繕い中の「茶トラ」を発見。
スマホカメラを向け、何度かシャッターを切っていたら…

睨まれた。
失礼しました。

すれ違う動物たちに比べ、寝食を共にする愛犬(りくすけ)はフレンドリーなのである。


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