つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

賭けたり、競ったり、寄付したり。<追記アリ 4/27>

2020年04月26日 10時44分40秒 | 賭けたり競ったり
本日、三重県の「津競艇場」に於いて、
「第21回 マスターズチャンピオン」の優勝戦が行われる。
これは、当年4月1日現在で「満45歳以上」の成績優秀選手達が覇を競う、
ベテランレーサーのナンバーワンを決める競走だ。
5日間の熱戦を勝ち抜き、
最後の6ピットへ舳先を進めたのは、このメンバー。

一号艇:村田修次(東京)
二号艇:前本泰和(広島)
三号艇:金子龍介(兵庫)
四号艇:西島義則(広島)
五号艇:上平真二(広島)
六号艇:松井 繁(大阪)

いずれ勝るとも劣らぬ強豪揃い。
進入(スタートするまでの駆引き)から、目が離せない。

@きのうの準優勝戦10Rでは、
 進入から襲い掛かった「西島」がレースを作り、足のいい「金子」が競り勝ち1着。
@続く2つ目の準優11Rでは、
 節イチモーターを駆る“最若手”「村田」が、他艇を退けて1着。
@最後の準優12Rは「前本」が1着。
 大きな足かせを抱えながら粘り強く戦う東都の看板レーサーと、
 大整備を積み重ねた西の王者の2着争いも見応えがあった。

優勝戦は、目を皿のようにして展示航走(本番前のお披露目)を見て、
自分なりの展開予想を決めつけて投票する。
それはいつもの作業なのだが、すんなりと枠番通りに収まる事はない今回は、
いつにも増して難解この上ない。
超難問に挑まねばならないだろう。

さて、我が艇界は「新型コロナウイルス対策」に寄附を行う。
金額は「6億円」。
その原資は、俺たち(競艇ファン)の銭、一人一人の投票だ。
ご意見様々あるだろうが、金(Money)に色が付いている訳ではない。
金は金だ。
遠慮はいらねえ、持って行ってくれ!
(※画像、いずれもスポーツニッポン紙面より引用)

<追記:4月27日>
勝ったのは「村田修次」だった。

やはり駆引きは火花を散らす激しさ。
「西島」のイン強奪を阻止した「前本」と「村田」。
「松井」の前付けに突っ張る「上平」。
ならばと回り直して大外を選択した「松井」の隣には、
チルト0調整で一発を狙う「金子」。
それぞれの作戦が錯綜した進入隊形は、1245/36。

全員がコンマ0台の踏み込みでスタート!
外から絞め込むやや窮屈な状態で、ターンマークのギリギリを回り、
捲らせず、差させず、曲者・猛者たちを完封した「村田」に軍配。
お見事!
東京支部に初めての名人位をもたらした。
おめでとう!


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2 コメント

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Unknown (こーじ@狼麹)
2020-04-27 00:02:30
これだから、マスターズは難しい。
これだから、マスターズは面白い!
返信する
こーじ@狼麹様へ。 (りくすけ)
2020-04-27 17:03:32
同感です。
進入から火花を散らす駆引き。
技と、力と、情念が入り混じるレース。
いいもの観させてもらいました。
返信する

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