つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

ビッグになった津幡町。~スーパー ビッグママ前にて。

2010年09月28日 08時40分22秒 | 日記
「今日の一枚」は、津幡町のスーパーマーケット「ビッグママ」前にて
愛犬の姿を収めたスナップ。
アスファルトに引かれた白線からも分かる通り、建物前の駐車場である。
早朝のため車は止まっておらず、我々の他は人影もない。
静かな空間が広がっていたが、数時間後には町内の主婦の皆さんが詰めかけ、
いつもどおりの賑わいを取り戻すだろう。
そんな、平和で穏やかな日常の光景も、変化を重ねて今がある。

スーパー「ビッグママ」…
現在の位置は、ここ数年で様々な店舗が並んだ新しい繁華な道「シグナス通り」沿い。
だが、かつて商いをしていたのは津幡小学校を背に、おやど橋を渡った辺り。
「おやどタクシー」と道を挟んだ斜向いにあった。
昔と比べれば、今の店は面積も駐車場もずい分と広い。
つまり「ビッグママ」は、より「ビッグ」になったのである。

その変化と歩調を合わせ、津幡町もビッグになった。
津幡町のHPに掲載されている情報によれば、今年7月現在の人口は、3万7千567人。
「ビッグママ」が街中にあった当時…僕が小学生だった頃の人口は、2万3千人程度。
3万人を超えたのは、平成に入ってしばらく後の事だと記憶している。

金沢のベッドタウン化が進み、インフラも整備され便利になった。
その代わり、変ってしまった風景も沢山ある。
「発展」も「衰退」も、同じ「変化」。
変ってしまった事に変わりはない。
「ビッグママ」もその一つである。

そして「ビッグママ」のチラシも変わった。
以前は、値段の数字が明らかに「手書き」だった。
達筆な誰かがマジックで値段を書き、それを原本にして印刷していたのだろう。
ビッグになってからは「手書き風」のフォントになった。
見易くはあるのだが、味がなくなったと感じてしまうのは僕だけだろうか?
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 忘れ去られた、秋の実り。~... | トップ | オン・ザ・ボーダー。~津幡... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿