つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

今は昔、津幡中学校へ通ふ吾人ありけり。

2011年05月27日 08時29分51秒 | 日記
「今日の一枚」は、津幡中学生の自転車通学風景。
撮影場所は、県道59号線・清水交差点近く。
時刻は、朝7時すぎ。
…改めて写真を見てみると、服装・装備について3つ気付いた点がある。

①ヘルメットがスタイリッシュ。
⇒現在のシルエットは、空気抵抗を少なくするためか、
 頭部前面から後ろに行くに従って細くなる流線形。
 全体に通気用の穴が開けられた二重構造のようだ。
⇒僕が中学生だった頃のそれは…
 旧・日本陸軍が被っていた鉄兜のような丸型。
 通気孔はなく、暑い季節はいかにも蒸れそうだった。

②交通安全ベストを着用。
⇒現在は、薄暮・夜間通行に配慮し、
 蛍光色のベスト型反射材を身に付けている。
 両肩から腰を結ぶ形状は、バッグの取っ手のようだ。
⇒僕が中学生だった頃…
 そんなものはなかった。

③通学バッグが黒い。
⇒自転車の荷台に括りつけられた現在のバッグ、帆布製だと思うが、黒い。
 おそらく肩掛けベルトは脱着可能。
 また、位置を変えれば、背負えるようになるようだ。
⇒僕が中学生だった頃のそれは…
 生成りの帆布製。
 肩掛けベルトは本体に縫い付けられ、脱着不可能。
 そのベルトに蛍光反射材が接着されているのだが、
 1年ほどで剥がれてきたものだ。
 そして、正面には、校章が染め付けられていた。
 
比較してみると、何だかカッコよくなっている。
世の流行の変化であり、30年の時の流れを感じるのだ。
しかし、変わらないものもある。

 

左手奥の男子が手に持つ「ナップサック」である。
オレンジ色のナイロン製で、黒のインクで校章をプリント。
僕の記憶の中にある姿と同じだ。
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