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つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

風光る津幡町散歩。

2023年03月19日 21時53分00秒 | 日記
                           
本日(2023/03/19)は、よく晴れ渡った。
冬に比べるとずいぶん日も長くなり、
日中の力強い日差しに包まれた景色は生き生きと映る。
つまり「風光る」。
風も光輝くような陽気に包まれたのだ。
大西山・忠魂碑バックの空の青も濃い。



一般的に--- 春は上空の高気圧が「フタ」をすることで、
地上付近にあるチリやホコリ・水滴が低位置に留まったり、
大陸から飛来する黄砂などの影響で「霞がち」になるケースが多い。
だが、今朝の津幡町は気持ちよくスカッとキレイに晴れた印象である。



きのうの投稿では花咲く山桜を取り上げたが、
染井吉野のつぼみも随分膨らんできた。
やがて先端に桜色が混ざれば、綻び、開花と営みが進むだろう。
もう少しだ。



カキーン! バシッ!
「もっと前に突っ込んで! 次、ゴロ行くぞ!」
「ハイッ!!」

撮影ポイント傍では、球春らしい音が聞こえる。
青い帽子の子供たちは「中条(ちゅうじょう)ブルーインパルス」のメンバー。
このチームは2022年8月、全日本学童軟式野球大会に於いて頂点に立った。
“小学生の甲子園”日本一なのである。
能力が突出した選手を集めるわけでもなく、練習時間が長いわけでもない。
レギュラーを特別扱いしない指導方針で競争意識、チーム力を高め、
1つのアウト、1つのヒットを積み重ねることを大切にした結果だと聞く。
暫く見学させてもらったが、確かにプレーが「ひたむき」なのだ。

きっと白球を追う少年たちは、WBC日本代表の戦いに視線を注いでいるだろう。
「侍ジャパン」の準決勝は日本時間21日、対メキシコ戦。
どうか彼らの希望や憧れとなって欲しいと願う。



大西山を降りた帰り道「蚊柱」に遭遇した。
眉をしかめる方もいるだろうが、大した害はない。
蚊柱を構成する「ユスリカ」は「蚊」とよく似た大きさや姿をしているが、
人や動物を刺したり、血を吸うことはないのだ。
成虫は口や消化器が退化しているため、餌を食べられず寿命は長くても4~5日程度。
群飛行動は、春到来を告げる一つである。



とある車庫で、KAWASAKIのバイク「エストレヤ(ESTRELLA)」を発見。
車種名はスペイン語で「星」を意味する。
1992年にデビューし、2017年に生産終了した。
革シートにキャブトンマフラー、スポークホイール。
空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ249cc。
往年の英国車や、前身の「メグロ」を彷彿とさせるモーターサイクルだ。

嗚呼、春の陽気に誘われて久しぶりにツーリングがしたくなった。
                     
コメント
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