つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

This is Survival.

2022年05月28日 13時20分00秒 | 賭けたり競ったり
                  
広島県・廿日市市にある宮島競艇場に於いて開催されているSG競争、
「第49回 ボートレース・オールスター」。
本日(2022/05/28)準優勝戦を迎えた。

競艇の大会は、1~4日目は予選レース。
「ポイント制」で成績の優劣を争う。
参加50数名の選手たちが4日間で6つのレースを走り、
着順によって与えられる得点の合計を出走回数で割って、
準優勝戦進出の「得点上位18名」が決まる。

その得点ボーダーは「6.00」になることが多い。
しかし、今大会のそれは「6.40」。
あるベテラン選手が勝利者インタビューでこう答えていた。
『(1着を)3本取っているんだから、大丈夫でしょう』
6回の予選レースのうち、1着を3回獲得。
結果、彼は「6.33」で敗退した。
ハイアベレージに涙を呑んだケースも少なくなかった。

ここからはポイントではなく、着順が全て。
獲得得点上位18名が6名づつに分かれ、3つのレースを行う。
各々のレースで1着と2着になった選手だけが、
最終決戦へ進む権利を得る。
まさに「サバイバルレース」なのだ。



第10レースのメンバーは、以下の通り。
1号艇:村松修二(広島)
2号艇:前本泰和(広島)
3号艇:石野貴之(大阪)
4号艇:毒島 誠(群馬)
5号艇:瓜生正義(福岡)
6号艇:徳増秀樹(静岡)

僕がエールを送る「毒島」は、一昨日まで予選トップだったが、
昨日の走りで6着に沈み、ランキングは10位まで下降してしまった。
モーターの仕上がりは悪くないと思えるのだが、
日替わりで、調整のアタリ⇔ハズレがある印象。
また、気になる点も一つ。
今節は一度も「捲り」に行っていない。
内側の艇を外回りで追い抜けそうな展開でも、
内懐に食い込む「差し」一辺倒で戦っているのだ。
モーターの性質で「できない」のか?
何らかの意図から「やらない」のか?
その答えは、この後、本番で見せてもらうとしよう。
もちろん、僕の舟券は「4-流し」「流し-4」だ。

続く第11レースのメンバーは、
1号艇:白井英治(山口)
2号艇:大上卓人(広島)
3号艇:辻 栄蔵(広島)
4号艇:菊地孝平(静岡)
5号艇:実森美祐(広島)
6号艇:平高奈菜(香川)

何と、女子レーサーが2人。
しかも5号艇の「実森」は、SG初出場の25歳。
エースモーターを引き当てて、ここまで這い上がってきた。



彼女は、今節オールスターの中で最も輝いている「明星」。
果たして優出の快挙なるか?
多くのファンが注目していることだろう。
僕の舟券も色気を出して、5と6を絡めた。



第12レースのメンバーは、
1号艇:磯部 誠(愛知)
2号艇:山口 剛(広島)
3号艇:平本真之(愛知)
4号艇:原田幸哉(長崎)
5号艇:篠崎元志(福岡)
6号艇:篠崎仁志(福岡)

今節の特徴として、何と地元が多いこと。
18名中、6名。1/3が「広島支部」所属だ。
それだけ力が入っていると同時に「地の利」の証と考える。

競争水面の干満差は、最大4メートル近く。
干潮と満潮ではレーサーの見える景色は大違いだろう。
また、1日の中で、風向きや潮目が変わる。
フォローになったりアゲインストになったり。
強く複雑な潮流が起こる。
やはり走り慣れた地元選手にアドバンテージがあるのは当然だ。
僕の舟券は、234をアタマにした。

--- ま、ここまで来たら四の五の言ってはいられない。
輝く一番星を目指す戦いを見守るとしよう。
「毒島」に明日があることを祈っている!
                 
コメント
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