わが津幡町を含む北陸はきのう、今日(2021/06/19)は東北で入梅宣言。
これで、北海道を除くすべての地方が梅雨入りした。
ご存じのとおり「梅が熟す時期のレイニーシーズン」=「梅雨」と言われるだけあって、
スーパーマーケットや青果店には、新鮮な梅の実が並ぶ。
傍に映る「甲類焼酎」は梅酒用、「赤しそ」は梅干用。
入梅は、いわゆる「梅仕事」の準備をする合図でもある。
これからは雨が多くなる。
鬱陶しく感じる反面、日本人の営みには欠かせない。
田植え直後の稲の成長を促してくれる恵みだ。
また森にとっても、梅雨は大切。
春、新緑を作るために沢山のエネルギーを費やした広葉樹は養分不足。
雨は、土中の養分吸収を助け、光合成を促進する。
お疲れ気味の木々には、天の思し召しなのだ。
買い物の途中に立ち寄った「石川県森林公園」(津幡園地)の一角、
そぼ降る雨の下で、緑が生き生きとして見えた。
--- が、最近、雨に誘われてか?--- 少々困ったことも起きている。
画像真ん中下部の「白い看板」をアップにしてみよう。
熊が、出没しているのだ。
つい先日も、津幡町の住宅街で熊の糞(フン)が見つかった。
発見現場は、山中、山際ではない。
河北中央病院や津幡小学校、商店街に近い中心部だ。
警察関係者、学校関係者は警戒を強めている。
まあ、移動するのはクマの自由だが、
戦闘能力に劣るヒトにとっては、手に余る強大な野生。
なるべく出遭いたくない--- 。
僕も、早朝散歩の折は注意せねばと思っている。