津幡町に関するよしなしごとを簡潔にお届けする不定期通信。
今回は、花の便り。
【平成最後の桜が咲いた。】
わが町には、いわゆる「桜の名所」と呼べる所はない。
100本単位で連なる桜並木。
大きく枝を広げた大樹・老木。
城郭などと共演した和の趣が味わえるスポット。
・・・そんな類いは、思い浮かばない。
しかし、町内彼方こちらに桜は咲いている。
僕が好んで花見に出かけるのは「本津幡駅」前の「一本桜」だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/ea/f4810e67e63b5dbee0415d417cd0d321.jpg)
樹齢は明確ではないが、駅周辺の発展を祈念して植樹された事から推測し、
少なくとも明治時代から100年以上は経っていると思われる。
現在は、まだ三~五分咲きといったところながら、
やがて満開になれば、淡い桃色に縁取られた輪郭が際立つ。
優しく、そして、怖いくらい美しく力強い。
大地に根を張り培ってきた命の塊だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/8d/ee74b4acc960aac08c2de52724fc133a.jpg)
淡い桜色の花びらが幾重にも連なる様子は眺めていて飽きない。
いやはや何とも美しい。
花の命は短い故に儚い。
茂る青葉も待ち遠しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/98/c8d762fab1103f7025ead9c5a7528e3b.jpg)
前世紀の面影を留める駅舎と桜のある風景は、
毎年、僕を惹き付ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/84/7820089e8104e14d77ba3146989769bc.jpg)
<津幡短信vol.57>
今回は、花の便り。
【平成最後の桜が咲いた。】
わが町には、いわゆる「桜の名所」と呼べる所はない。
100本単位で連なる桜並木。
大きく枝を広げた大樹・老木。
城郭などと共演した和の趣が味わえるスポット。
・・・そんな類いは、思い浮かばない。
しかし、町内彼方こちらに桜は咲いている。
僕が好んで花見に出かけるのは「本津幡駅」前の「一本桜」だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/ea/f4810e67e63b5dbee0415d417cd0d321.jpg)
樹齢は明確ではないが、駅周辺の発展を祈念して植樹された事から推測し、
少なくとも明治時代から100年以上は経っていると思われる。
現在は、まだ三~五分咲きといったところながら、
やがて満開になれば、淡い桃色に縁取られた輪郭が際立つ。
優しく、そして、怖いくらい美しく力強い。
大地に根を張り培ってきた命の塊だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/8d/ee74b4acc960aac08c2de52724fc133a.jpg)
淡い桜色の花びらが幾重にも連なる様子は眺めていて飽きない。
いやはや何とも美しい。
花の命は短い故に儚い。
茂る青葉も待ち遠しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/98/c8d762fab1103f7025ead9c5a7528e3b.jpg)
前世紀の面影を留める駅舎と桜のある風景は、
毎年、僕を惹き付ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/84/7820089e8104e14d77ba3146989769bc.jpg)
<津幡短信vol.57>