六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

高校サッカー選手権 初観戦

2020-01-04 | スポーツ
 1/2は朝から箱根駅伝の出発地点で選手のスタートを見(逃し)てきたのですが、午後は高校サッカーの観戦に行くことにしていました。野球なら甲子園1球場のみで行いますが、サッカーは1日に複数の会場に分かれて試合が行われるので、どの球技場へ行くのかがポイントとなります。
 そこで、どの学校を応援するかの基準は、高校野球の時と同じ優先順位で決めていく要領で、1/2の試合の対戦カードから候補を絞ったところ、明秀日立高校(茨城)に決定しました。
 対戦相手は私の出身地の神戸にある学校ですが、
  1. 神戸弘陵は学校創立が私が高3の時で、実際のところ全く馴染みがないので、一般の私学扱い。
  2. 大学出て最初の会社では日立製作所に出入りしていて、日立の名札を付けて客先に行き、出先の担当者からは名前で呼ばれずに「日立さん」と呼ばれていたので、日立という響きに馴染みがあること。
  3. 明秀日立はちゃんとチアを出している。←これ最重要w
 翌3日は出勤日なので東京を15時ごろには出たいので、同様の条件でチアを出している大手前高松などもありましたが、試合場所が市原などの遠い会場では帰りが辛い事や、スタジアムの構造上、応援席からチアが見辛い理由で、三ツ沢が最適ということになりました。


 三ツ沢競技場へは横浜駅から市営バスか相鉄バスで数分、平沼橋から徒歩でも20分ぐらいと意外と便利な所にあります。相鉄バス(ゆき)・横浜市営バス(帰り)に乗るのも初めて。

 横浜駅からたったの7分で三ツ沢競技場入口バス停に到着。
 スタンドがある方向へ適当に進んで行きます。

 おお、並んでる並んでる。
 列は2ヵ所あり、奥がメインスタンドの列で、手前がバックスタンドの列。もちろんバックスタンドの列に並びます。
 見た感じは結構並んでるように見えますが、実際の所は4人×40列目ぐらいだったので、160人目位と余裕っぽいです。

 並ぶ前にチケットを買うために一旦右手奥の発売所へ寄っていたので、更に40人位後ろに並びましたが、それでも全然余裕で入れそうです。チケットは長友選手の図柄、入場料1,800円(前売りだと1,300円)は高いか安いかよくわかりません。
11:00 入場開始、誰も走ったりする事もなく、いい雰囲気です。

 .第1試合 明秀日立を応援
 入場ゲートでチケットをもぎ取られた後はバックスタンド方向へ進んでいきます。

 応援席の案内を書いた張り紙。神戸人の私だと一瞬右側に釣られそうになりますが、今日は左側です。

 先に進むと、チアの子たちが準備運動しています。いいですねぇ。チアを出す学校が次々と敗退してるので希少、頑張って勝ち残ってほしいです。

 日立側の応援スタンドに上がってみました。
 写真の左下に小さく紙がぶら下がっているのですが、これが注意書きで、「ここでは2試合続けての観戦は出来ません。」と書かれています。
 つまり、必ず応援団を入れ替えるために、全員動いて下さいということで、ここだと2試合目は見られないため、少し中央寄りに戻って、両応援団に挟まれた真ん中部分の観客席エリアに座ることにします。

 メインスタンドから見て真ん中やや右寄りの10番出入り口のすぐ前の所に座ります。これだとすぐ左側が応援席になるので臨場感がたっぷり味わえます。

 電光掲示板はこちら側1か所のみ、観客収容数は1万5千人規模の小さめのスタジアムですので、Jリーグでも平日の限られた試合でしか開催されないようです。

 応援団・ブラバン・チアが揃ってスタンバイ完了。その時を待ちます。
 両チームのスターティングラインナップが紹介されます。選手たちはグランドでウォーミングアップはせず、試合開始5分前ぐらいにならないと出てこないのは、プロの試合と同じ演出なんですね。

 12;00 お馴染みの音楽が鳴って、選手たちが入場してきました。
 入ってくると一旦横一線に並んでお辞儀をするだけで、セレモニーなどはありません。


 中央部分から先発メンバーが応援スタンド前までやってきて挨拶。
 ウォーーーーー っと応援団からの激励のパワーを貰っていざ出陣。

 12;05 時間どうりにキックオフ、40分ハーフの計80分間の戦いが始まります。
 天候は曇だったのですが、徐々に雲が切れてうっすらと青空ものぞいてきました。最初は寒かったですが、風もなく、日が当たると意外とポカポカ温かいです。

 試合は序盤から神戸弘陵がボールを支配し押し気味の展開。1回戦の秋田商業戦で見ましたが、個人技でカウンター突破を得意とするチームで、秋田商はPK覚悟で止めに行って1発レッド退場食らっていたので、カウンター攻撃には細心の注意が必要です。
 試合は1-0で先制点を許して折り返し。

 試合時間は5分短い40分ハーフなのですが、この5分がとても短かく感じます。
 もう終わってしまったという感じでハーフタイムに入ります。

 エンドが変わって後半3分にまたもゴールを許し、2-0とかなり苦しくなります。
 ここで思い切って3選手を交代、後半12分、交代で入った1年生の根本選手が1点返すゴールを決めて盛り上がります。
 遅まきながらようやくエンジンが掛かってきた感じで、後半はほとんどボールを支配していました。

 何度もコーナーキックを得て、怒涛のように攻めるのですが、ゴールが遠い。
 なかなか点が入りません。そして心配していたことが。
 後半33分、一気に突破され、ペナルティエリアで止めたのですが、転倒となってPKとなり、3-1と広げられてしまいました。

 後半43分、再び1年生の根本選手がゴールを決めて3-2に迫り、あと1点。
 でもアディショナルタイムは3分しかない。急げ。

 44分 試合終了の笛。後半猛攻を仕掛けるも、結局カウンターからPKの1点が決勝点となり、神戸弘陵に逃げ切られた形になりました。

 中央に並んで観客席からの温かい拍手を受ける両チーム。

 勝利した神戸弘陵の選手たちが明秀日立の応援席にお礼の挨拶をします。
 明秀の応援団も「ガンバレ神戸」とエールを送ります。
 この辺りが野球の応援では見られない光景ですね。何とも爽やかな光景です。

 そして最後に戻ってきた明秀の選手たちに労いの声を掛けます。
 これで3年生は引退、ここまでサッカーができて、多くの人たちから声援を貰えて、選手としては幸せでしょう。

 これで私の今回の明秀日立の応援も終わりますが、また観戦日程が合えば見てみたいチームですね。選手・応援団の皆さまお疲れさまでした。

 .どうも最近疫病神かも?

 第2試合は熊本国府vs帝京長岡の対戦ですが、すでに帝京長岡の応援席は第1試合の途中からかなりの人で埋まってきており、応援団の入れ替えには結構時間が掛かっているようでした、新潟からなら格安バスで3千円台で来れますもんね。
 一方こちらは2回戦で残ってる最も遠いチーム。応援団は熊本から遠路はるばる大変ですが、チアはいないが吹奏楽もちゃんといるので、応援したいところですが、時間の制約があるので前半だけ見ることにします。

 応援団の入れ替えが終わったかと思うと、もう選手たちが入場してきて、応援団前の挨拶を行います。

 ピッチに揃った両チームの選手。
 ここで鉄道好きなら、ある事に気付くはずです。
 そう、選手のユニフォーム色の組み合わせですね。何という鉄道好きに嬉しい配色なんでしょう。

 こちらはメインスタンドからのビュー。
 やはりこちら側は高い位置から見下ろす感じですね。
 後半が始まった辺りでスタンドを後にして帰路に就きました。

 試合は残念ながらというか、前評判どおり帝京長岡が強さを見せつけての勝利となったのですが、大晦日のテレビ観戦を含めて、私がここまで応援してきたチームが全て負けるという、凄い疫病神ぶりを発揮しています。 ちなみに一昨年の夏までは甲子園の観戦勝率9割台だったのですが、去年からおかしくなって、さらに今回のサッカーでは全敗という有様。元旦に伊勢神宮へお詣りしても神通力が通じませんでした。
 来年もまた見に訪れたいところです。できれば勝率を上げて・・・
コメント
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