六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

山陰トワイライト 伯備線で撮影

2016-01-15 |  出撃 at 中国地方
 1月12日(火)が私の実質最後の山陰トワイライト上り列車の撮影日になりそうなので、せっかく今まで暖冬だったのに、急に冬型の天気予報に変わる中、取り敢えず撮影できたらいいやと出撃しました。

 . 撮影場所は4ヶ所程度あるが
 上り山陰トワイライトは、米子-美袋間でDD51の重連になるので、この区間での撮影となりますが、この時季だと米子近辺は日の出前なので撮影不可、鳥取県側は29分近い停車時間がある江尾の前後と、岡山県側は22分の停車時間がある井倉の前後の両県それぞれ2ヶ所の計4ヶ所で追っかけ撮影ができる目論見でしたが、残念ながら、この日は鳥取県側で雨天なのと、峠の道路が氷点下予想だったので、無理して飛ばして事故るよりは、確実な岡山県側で2ヶ所撮る形にしました。

 . 1ヶ所目 石蟹-新見
 神戸を19時半ごろに出発、岡山までほぼ2号線を走り、あとは180号線を北上するルートで新見には午前2時頃に到着。
 有名撮影地の布原側へ行ってもいいのですが、天気予報が悪く、仮に日が出たとしても南側がすぐ山なので山影になって真っ暗かもしれないので、布原界隈は避けて、新見駅南側の大きなカーブで撮影することに。
  
 本番の列車は10両との事で、長さがどれ位になるのか、6両編成の特急〔やくも〕で長さの目安を測ると、やっぱり後ろの方は切れてしまいそうです。
 カーブの南側に鉄橋があって、それを入れると全編成入りますが、架線柱や他の構造物が邪魔になるので、鉄橋は入れずににカーブだけで撮るのですが、これも、手前の築堤にはビニールシートが掛けられていたり、線路脇の枯れ枝が生えていたり、背後にNHKの電波アンテナがあったりと、結構アングル泣かせの場所でした。
 さらに、カーブ北側の地点で、直線かぶり付き馬鹿が現れてしまい、望遠で狙うと必ず入ってしまう始末。もう今となっては注意に行くのも間に合わないため、引き気味に撮らざるを得ません。1枚目の電車の右側に黒い服を着た奴が写っており、これを避けるカメラワークが必要です。
 そして
  
 9:40 定時にトワイがやってきました。
 後ろの直線馬鹿をカットするため、手持ちで隠せるアングルで望遠気味で撮影後に、数m線路寄りに移動して引きで撮影という慌しさ。一番引きで撮ると編成は入るけど、ビニールシートと枯れ枝が鬱陶しい感じでボツコマ。もう少し引く前に撮ったコマが良さそうでした。

 . 2ヶ所目 木野山-備中川面
 さて1ヶ所目で一応無事撮影後は、次の場所をどこで撮ろうか?
 南へ行くほど雪雲からは離れるはずなのですが、結局は新見付近よりも雲が厚くなってしまったので、順光用の撮影地ではなく、雲った時に狙える場所で撮ることに。
 備中川面駅の南側のカーブ鉄橋です。ここは上り列車が昼過ぎに順光で、午前中だと側面は影になってしまうのですが、曇ったが幸い、この場所に来てみました。ちなみにアウトカーブ側は柵が被ってしまうためアウト。

 キャパは狭く、10名程で一杯だったのですが、さらに通過直前に見るからにDQNな3名ほどが割り込んできて、危険一歩手前の状態で何とか通過。
 3ヶ所目撮れるか、車を走らせたのですが、木野山交差点の長い信号がネックとなりました。木野山駅停車中に国道で並んだので、そこで車を降りて撮ってる人もいましたが、ここで撮っても碌な写真が撮れないだろうと。
 高梁市内を結構飛ばしてすり抜けたのですが、その先でペースカーに引っ掛かり、備中広瀬を出た辺りで一気に抜かれてしまい、The end。

 . 電車で追っかけもできる
 今回は車で追っかけをしましたが、時刻表をよく見ると、やくも8号と普通の850Mがそれぞれトワイを追い抜くので、この列車を上手く使えば、車を運転できない人でも電車を使ってDD牽引が2ヶ所と、PF牽引を1ヶ所程度の追っかけが出来ます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする