北斗星号で往路は行きましたが、さて、帰りをどうするか?
結局上りのトワイライトは、良い位置での寝台が取れないのと、往路がそうだったように、夏休み中なので子ども連れが多く乗っており、ガキが泣いたりしてビデオ撮影の邪魔者ということで、今回はトワイライトへの乗車は回避し、急行〔はまなす〕に乗り込むこととしました。
寝台特急は注目されていますが、新幹線函館開業時には当然、青森-函館間は旅客列車自体が廃止となるため、この急行〔はまなす〕も、函館-札幌間で残るかどうか微妙という立ち位置でしょう。
切符は「北海道&東日本パス」・・・ということは、青森から先は地獄の東北本線鈍行列車の旅が待っているのです。
~地獄の東北本線旅 再び。~
東北本線の何が嫌いかというと、
一、勿論、乗車区間の多くがロングシートの701系シリーズで占められているということ。
二、羽越本線のような景色が良い場所が少ない。陰気な景色で憂鬱感が増す。
三、電車が混雑している。乗り換え回数も多く、最悪ダッシュで席の取り合いになる。
特に一ノ関以北では盛岡までは100%、盛岡以北の3セク区間でもかなりの高確率でロングシート車になるので、車窓も楽しめなければ、姿勢的にも楽な姿勢が取れず、精神的にも肉体的にも苦痛というしかない代物なのですが、〔ムーンライトえちご〕が廃止された現在、東京-青森間を18きっぷ等で鈍行移動する場合は東北本線経由でしかルートを取れないため、嫌々ながら乗らざるを得ません。
そのためか、最近はJRで移動する人が以前よりは減った感があり、その分が高速バスの〔パンダ号〕などに移っているのかも知れません。
スハフ14501 に揺られ、至福の客車夜行旅を満喫し、青森に到着。人身事故?で2時間弱遅れの〔北斗星〕号を青森駅で見ることができて、うれしいハプニングもありました。
①青森6:50→8:21八戸
14系客車に別れを告げ、いよいよ地獄の糞電車旅の始まりです。
まずは青い森鉄道の701系に乗り込みます。E721系ベースの青い森703系も走っていましたが、まだ数が少ないので、快速にでも乗らない限りは回ってこなさそう。
ということで、最初はクモハの最後部席で野内→八戸間爆睡。
八戸駅に着くと向かいのホームにオールたらこカラーの40系気動車が。
「アレに乗りたい!」というところですが、八戸線の列車のため、当然乗ることはできません。
②八戸8:47→10:57盛岡
八戸からはIGR7000系に乗り込みます。
夏休みとあって、長距離乗車と思われる親子連れもいたりして、付き合わされてる奥さんとか可哀想だなと思いきや、奥さんが首から一眼レフぶら下げて、バシバシ糞電車を撮ってました。
私はこんな糞電車なんか撮らずに、途中から乗り込んできたカワイイ○○達を激写・・・と言いたいところですが、昨今厳しくなってますからね。
③盛岡11:56→13:32一ノ関
盛岡に着くともう11時、ここまでかなり時間が掛かっています。
盛岡からは正真正銘のJR東北本線となりますが、勿論乗るのは糞電車の本家701系です。
平日の昼前だというのに2両の電車は満員で、水沢あたりまで立ち客が絶えないほどの混雑。まぁ夏休み中の部活帰りの学生も多く占めていたので、夕方の分が昼間に分散してるだけなのでしょうか?
④一ノ関13:54→14:41小牛田14:52→15:38仙台
岩手県の南端、一ノ関からは仙台色の701系に乗り換え。特に昼間はワンマン運転のため、仙台へ直通する列車はなく、小牛田で必ず乗り換えになります。
小牛田からもまた4両編成の701系。クハの1510番台が回ってきたので、う○こするにはちょうどよい車両です。これがホントの糞電車(ここで笑わないともう笑う所ありませんよw)
⑤仙台16:02→17:16福島
仙台でようやくロングシート車から解放されました。
〔仙台シティラビット〕号で福島まで。でも座席の硬いE721系です。
オマケに結構混雑しており、途中の白石で半分が降りたのですが、それでもまだ結構乗っており、桑折・伊達とまた乗車客が乗り込んできて満員で福島に到着。昼間だとこの区間も701系に当たったりするのですが、快速なら大丈夫でしょう。
⑥福島17:24→19:25黒磯
福島からはもろに夕方の帰宅時間帯に当たるのですが、4両編成の719系には何度か乗っているので、僅かな乗り換え時間であっても、とりあえず座れる場所はあります。
719系になってようやく安堵。東北本線唯一のマシな電車にあたって黒磯まで。これも昼間だったら、郡山で乗り換えて、黒磯まで2両編成の激混み701系地獄になります。
郡山駅での停車時間を利用して駅弁を買い、ついでに2番ホームにいた485系あいづをパチリ。国鉄特急色の貫録はやっぱり銀色の便器電車とは違います。
⑦黒磯19:31→20:21宇都宮
交流区間にお別れをし、黒磯から直流区間に帰ってきましたが、もう211系1000番台は完全に置き換えられたのでしょうか? ことごとく205系ロングシート車が回ってきます。
再びロングシート地獄ですが、この205系600番台はJR化後に造られた車両とはいえ設計は国鉄時代なので、座席が柔らかくて、おしりに優しい電車なのです。さすが国鉄! 205系のことをボロなんて言ってはいけません。
でも所詮ロングはロング。40分間の沈黙のあと宇都宮で解放。
⑧宇都宮20:36→22:11上野
いよいよ今回の東北本線地獄旅のアンカー(本物のアンカーは上野からの山手線231系ですが)実質この宇都宮線に乗ると旅が終わったという感があります。本当は東京からさらに夜行バスへ乗り継いで地元へ帰らなければならないのですが。
宇都宮に着くと、すぐに上野行きの普通電車があるのですが、1本遅らせて快速電車に乗ります。大概空いているので、最後部15号車のクハに乗れば1ボックス占領で上野まで行けます。宇都宮駅でも駅弁屋が開いているので、この時間を利用して弁当を買ってもいいのですが、時間的に売り切れている場合もあるので注意。
こうして2年ぶりに東京-青森間の地獄旅を行いましたが、701系のせいで本当に東北本線が苦痛になってしまいます。でも青春18きっぷや北海道東日本パスで移動する場合は、この路線を使うしか選択肢がありません。せめて花輪線経由で気動車に乗る程度。
だから
なのです。
結局上りのトワイライトは、良い位置での寝台が取れないのと、往路がそうだったように、夏休み中なので子ども連れが多く乗っており、ガキが泣いたりしてビデオ撮影の邪魔者ということで、今回はトワイライトへの乗車は回避し、急行〔はまなす〕に乗り込むこととしました。
寝台特急は注目されていますが、新幹線函館開業時には当然、青森-函館間は旅客列車自体が廃止となるため、この急行〔はまなす〕も、函館-札幌間で残るかどうか微妙という立ち位置でしょう。
切符は「北海道&東日本パス」・・・ということは、青森から先は地獄の東北本線鈍行列車の旅が待っているのです。
~地獄の東北本線旅 再び。~
東北本線の何が嫌いかというと、
一、勿論、乗車区間の多くがロングシートの701系シリーズで占められているということ。
二、羽越本線のような景色が良い場所が少ない。陰気な景色で憂鬱感が増す。
三、電車が混雑している。乗り換え回数も多く、最悪ダッシュで席の取り合いになる。
特に一ノ関以北では盛岡までは100%、盛岡以北の3セク区間でもかなりの高確率でロングシート車になるので、車窓も楽しめなければ、姿勢的にも楽な姿勢が取れず、精神的にも肉体的にも苦痛というしかない代物なのですが、〔ムーンライトえちご〕が廃止された現在、東京-青森間を18きっぷ等で鈍行移動する場合は東北本線経由でしかルートを取れないため、嫌々ながら乗らざるを得ません。
そのためか、最近はJRで移動する人が以前よりは減った感があり、その分が高速バスの〔パンダ号〕などに移っているのかも知れません。
スハフ14501 に揺られ、至福の客車夜行旅を満喫し、青森に到着。人身事故?で2時間弱遅れの〔北斗星〕号を青森駅で見ることができて、うれしいハプニングもありました。
①青森6:50→8:21八戸
14系客車に別れを告げ、いよいよ地獄の糞電車旅の始まりです。
まずは青い森鉄道の701系に乗り込みます。E721系ベースの青い森703系も走っていましたが、まだ数が少ないので、快速にでも乗らない限りは回ってこなさそう。
ということで、最初はクモハの最後部席で野内→八戸間爆睡。
八戸駅に着くと向かいのホームにオールたらこカラーの40系気動車が。
「アレに乗りたい!」というところですが、八戸線の列車のため、当然乗ることはできません。
②八戸8:47→10:57盛岡
八戸からはIGR7000系に乗り込みます。
夏休みとあって、長距離乗車と思われる親子連れもいたりして、付き合わされてる奥さんとか可哀想だなと思いきや、奥さんが首から一眼レフぶら下げて、バシバシ糞電車を撮ってました。
私はこんな糞電車なんか撮らずに、途中から乗り込んできたカワイイ○○達を激写・・・と言いたいところですが、昨今厳しくなってますからね。
③盛岡11:56→13:32一ノ関
盛岡に着くともう11時、ここまでかなり時間が掛かっています。
盛岡からは正真正銘のJR東北本線となりますが、勿論乗るのは糞電車の本家701系です。
平日の昼前だというのに2両の電車は満員で、水沢あたりまで立ち客が絶えないほどの混雑。まぁ夏休み中の部活帰りの学生も多く占めていたので、夕方の分が昼間に分散してるだけなのでしょうか?
④一ノ関13:54→14:41小牛田14:52→15:38仙台
岩手県の南端、一ノ関からは仙台色の701系に乗り換え。特に昼間はワンマン運転のため、仙台へ直通する列車はなく、小牛田で必ず乗り換えになります。
小牛田からもまた4両編成の701系。クハの1510番台が回ってきたので、う○こするにはちょうどよい車両です。これがホントの糞電車(ここで笑わないともう笑う所ありませんよw)
⑤仙台16:02→17:16福島
仙台でようやくロングシート車から解放されました。
〔仙台シティラビット〕号で福島まで。でも座席の硬いE721系です。
オマケに結構混雑しており、途中の白石で半分が降りたのですが、それでもまだ結構乗っており、桑折・伊達とまた乗車客が乗り込んできて満員で福島に到着。昼間だとこの区間も701系に当たったりするのですが、快速なら大丈夫でしょう。
⑥福島17:24→19:25黒磯
福島からはもろに夕方の帰宅時間帯に当たるのですが、4両編成の719系には何度か乗っているので、僅かな乗り換え時間であっても、とりあえず座れる場所はあります。
719系になってようやく安堵。東北本線唯一のマシな電車にあたって黒磯まで。これも昼間だったら、郡山で乗り換えて、黒磯まで2両編成の激混み701系地獄になります。
郡山駅での停車時間を利用して駅弁を買い、ついでに2番ホームにいた485系あいづをパチリ。国鉄特急色の貫録はやっぱり銀色の便器電車とは違います。
⑦黒磯19:31→20:21宇都宮
交流区間にお別れをし、黒磯から直流区間に帰ってきましたが、もう211系1000番台は完全に置き換えられたのでしょうか? ことごとく205系ロングシート車が回ってきます。
再びロングシート地獄ですが、この205系600番台はJR化後に造られた車両とはいえ設計は国鉄時代なので、座席が柔らかくて、おしりに優しい電車なのです。さすが国鉄! 205系のことをボロなんて言ってはいけません。
でも所詮ロングはロング。40分間の沈黙のあと宇都宮で解放。
⑧宇都宮20:36→22:11上野
いよいよ今回の東北本線地獄旅のアンカー(本物のアンカーは上野からの山手線231系ですが)実質この宇都宮線に乗ると旅が終わったという感があります。本当は東京からさらに夜行バスへ乗り継いで地元へ帰らなければならないのですが。
宇都宮に着くと、すぐに上野行きの普通電車があるのですが、1本遅らせて快速電車に乗ります。大概空いているので、最後部15号車のクハに乗れば1ボックス占領で上野まで行けます。宇都宮駅でも駅弁屋が開いているので、この時間を利用して弁当を買ってもいいのですが、時間的に売り切れている場合もあるので注意。
こうして2年ぶりに東京-青森間の地獄旅を行いましたが、701系のせいで本当に東北本線が苦痛になってしまいます。でも青春18きっぷや北海道東日本パスで移動する場合は、この路線を使うしか選択肢がありません。せめて花輪線経由で気動車に乗る程度。
だから
東北本線大嫌い
なのです。