大人になれないオヤジたち

模型作例と模型工具について紹介するブログです。
現在は主としてガンプラをターゲットに改造工程を紹介しています。

ジュアッグ Ver.MSV その3

2024年05月26日 | 水陸両用機

突然ですが、、とうとう清水の舞台から飛び降りる勢いでBMCダンモを買いました!!

これ欲しいと思ってから何年購入を迷い続けてきたのでしょう、、、コロナ前からですから5年越しでの購入なのだと思います。何せあまりに高額な工具ですので、私の様なしがないサラリーマンにとってはそうそう簡単に購入できるものではありません。もっと高額な工具であっても、例えばコンプレッサーやハンドピース、排気ファン、あるいはカットソー、圧倒的に高性能なヤスリ等、ベーシックな作業に使う道具で利用範囲も広い工具でかつ他に替えが効かない工具であれば投資を惜しむものではないのですが、、、、

この工具は段落ちモールドを作るためだけの非常に利用シーンが限定的な工具なわけです。(一応カンナにも使えるとは書いてありますが、、、)しかも皆さん感じることは同じであるみたいで、自作の段落ちモールド入れ工具等、ネットを見れば安価に代用する手法が山の様に出てきます。ですので私もこれまでは段落ちモールドは代替手法で対応をしてきました。

しかしとあるガンプラYouTuberの方の動画を見ていまして、局面部に段落ちモールドを付ける工作をされていまして、ダンモを使われていたのです。曲面に段落ちモールドを付けるとなると、代替法ではできなくもないけどかなり難しいなと思って、これはダンモを買わねばならないのではないかとの思いに至りました。

ということで、早速ジュアッグのボディーの合わせ目部分に段落ちモールドを入れてみました。写真じゃ全然見えませんねぇ、、、スミマセン。

いや、流石に高額な工具なだけあってよく考えられていて、使いやすいことこの上ないです!

しかし、、、しかしですね、使い勝手は抜群ですけども、この工具があるからと言って段落ちが綺麗に決まる保証は全然ありません。そんな工具ですねこれは。人に進めるかと言われるとこれは中々難しいですね。この工具を使わなくなることはまずないともいます。段落ち時に必ず使うと思いますが、これはかなり使うのに慣れとコツが必要です。そして他の工具との併用も考えていかなくてはならない様な気もします。

ダンモの注意点は正にネットレビューで多く見かける通りで、段落ちラインの始点と終点の真ん中が深く掘れてしまって、始点終点付近が浅くなってしまうのです。気を付ければ終点の浅さはどうにか防げますが、始点はまず無理です。

よって始点と終点を逆にしてこれを対策することになりますが、逆にやるときにどうしても得手不得手が出てきますので、ラインの直線性の維持が非常に難しくなってきます。何度も方向変えてやっているとヨレヨレの段落ちラインになってしまいます。段落ちラインは一旦やらかしてしまうと簡単に修正が効かないのですよね、、

他工具との組み合わせも今後の課題です。ヤスリとの併用をやってみましたが、いろんな手法や方向で段落ちをいじればいじるほど、うまくやらないと逆効果で、直線性が失われて見た目がかえって汚く見えてしまいます。段落ちモールド化するとプラの厚みがその分薄くなるわけですので、工具に対する強度も下がります。ちょっとした工具の当たりで波打ってしまうこともありますので、いろんな面で相当訓練を積まねばならないだろうなと感じました。

ちなみに1/144ガンプラスケールですと、0.3mmの段落ちだとあまり目立たない感じです。0.6mmでも良さげですがちと太い。これ何本も買える値段じゃないので、どの太さを選ぶのかもなかなか悩ましい訳です。1/144ですと0.2mmも0.8mmもおそらくほぼ使わないともいます。そうなると選択が難しいです。

 

 

 

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ジュアッグ Ver.MSV その2

2024年05月14日 | 水陸両用機

さて、個人的にジュアッグの気になるガニ股スタイルを何とかするプロジェクトですが、お手軽にアッガイの足を移植することにしました。

ズゴックの足を選択した方がデザイン的にはオリジナルに近いと思うのですが、頭頂高が随分変わってしまいますのでそれは避けることにしました。

いや、想像以上に違和感がないのでは?と思うのですが如何でしょうか?

ジュアッグの足取り付け部はボールジョイントのボールになっていますので、このボール形状をヤスリで削り落として円筒形状にしてやるとアッガイの足の付け根のポリキャプに差し込むことが出来ますので、かなりお手軽な加工となります。

足の付け根のアーマーを外さないと取り付けられないのですが、写真の様にアーマーごと取り付けたい場合は、ジュアッグ側の取り付け部内に干渉するリブなどをテキトーにニッパでバシバシ除去してやると上手くはめることが出来ます。

 

加工手法を下の動画の公判で解説していますので、よろしければご覧ください。

さて、今回は簡単にミキシングできることが分かりましたので、おちついて各パーツの基本工作を進めていこうと思います。

 

 

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ジュアッグ Ver.MSV その1

2024年05月13日 | 水陸両用機

さて、グフ飛行試験型はクリアー層をしっかりと硬化させるために数日放置しようということで、しばらく製作は中断。次のモデルの製作に着手しました。

せっかくプレミアムバンダイからジュアッグのVer.MSVの再販品が届いたので、積まずに作ってみることにしました。

片手が砲門ではなくマニュピレータータイプになっているデザイン画が確かにMSVハンドブックにも登場している訳ですが、、カラーリングは迷彩なのです。しかしこのキットはオリジナルの配色とマーキングが施されているところが、イマイチしっくりきません。まあ迷彩を再現することが難しいので新設定を起こしたのだと思いますが、ここはやはり迷彩で再現しないとVer.MSVとは言えないと思いますので、勇気を出してチャレンジしようかなと思います。

グフ飛行試験型で迷彩は経験積みましたので、やればできないことは無いと分かったことも踏み出す勇気の源泉になっています。

しかし、、、その前に、、ジュアッグはこのタツノコプロメカライクな足を何とかしなければなりませんねぇ、、、、MSVの設定画を見ると確かに似たデザインではあるのですが、こんな蟹股感はありません。おそらく二次元と三次元の矛盾的な要素で立体で表現するとこうならざるを得ないのでしょうねぇ、、

ここは何とかしたいところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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MS-07H-6 グフ飛行試験型 その13

2024年05月07日 | グフ

ゴールデンウイーク後半戦はグフの塗装に注力していました。

MSVのグフ飛行試験型H-4タイプの航空迷彩のオマージュということで、それっぽいカラーリングに挑みました。

いやぁ、、なかなか手間暇かかりましたねぇ、、、パーツレベルでマスキングしていると訳が分からなくなってしまいます。さらにこれだけ手間暇がかかると、ちょっとカラーチョイス間違えたなぁ、塗り直し!なんて基本的には出来ませんので、色選択もかなり慎重になりました。しかし結局茶が濃すぎる結果になってしまいました。でも後戻りできませんので、このまま突っ走ろうと思います。

参考までにカラーレシピは以下の通り。

・茶色部:ファレホゲームエア 72.744 ダークフレッシュトーン
・灰色部:モデルエア 71.312 ミディアムグレー
・青灰部:モデルエア 71.101 ライトブルーRLM78
・黒色部:サーフェスプライマー ジャーマンパンツァーグレー
・関節部、動力パイプ部:メカカラー ガンメタル
・脚部エンジン部:新ゲームカラー シルバー

なお現時点ではグロスバーニッシュコートしていますので、テッカテカです。早くつや消しにして落ち着きたいですねぇ、、、

 

 

 

 

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MS-07H-6 グフ飛行試験型 その12

2024年05月06日 | グフ

ようやくやってきたゴールデンウイークもあっと言う間に最終日ですね、、、皆様いかがお過ごしでしょうか?

ガンプラ界隈では相変わらずガンダムベースでの限定販売に関して物議をかもしていますが、、まあ性懲りもなく人は同じ過ちを繰り返していますねぇ、、、警察沙汰にまでなっているとか、、売る側も一般店では買えない魅力的なガンプラをゴールデンウイーク期間に販売すれば何が起こるか分かっていてやっている訳ですからねぇ、、、、

私はそんな騒ぎに関わりを持ちたいかどうかを考える以前に膨れ上がった積みプラを作って行かねばなりませんので、せっかくのまとまった休みなわけですから、列に並ぶ時間があるならば模型製作時間に充てたい方です。もちろん欲しいガンプラがあれば列にも並びますが、そういうのはまとまった時間がない時にやることにしています。

ということで、写真では前回からの進捗がほぼ無いように見えると思いますが、、整面をキッチリやっておりました。今回の様にあちこち改造をやっていますと、意外とヤスリ掛けが荒いまま終わってしまっているところ、プラバン工作で接着面が陥没してしまってること頃、割れて来てしまっているところ等々、意外と少なくないエラー箇所がありましたので、丁寧にそれらエラー対策をやっていました。

白バックでは見にくいかなと思って黒バックショットも上げておきます。

これにて完全に加工工作は終了。ようやく塗装工程に入っていきます~

 

 

 

 

 

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MS-07H-6 グフ飛行試験型 その11

2024年05月01日 | グフ

今回のグフ以降試験型はH4タイプの航空迷彩塗装を施すつもりでいますので、あまり細部のディティールアップをしても効果が薄いだろうなと思っていたのですが、、

HGUCのキットらしく、特にリアから見るとあまりにモールドが少ないなという印象。手を入れたところで迷彩となると、、と迷うところでしたが、あまりにのっぺりとした面が多いので、スジボリ、ブチ穴、プラチップを追加して間が伸びている部分を埋める工作を施してみました。まあ、この作業が意外と楽しかったですね。おかげでスケジュールは引き続き大幅遅延をしておりますが、、、

気も済んだので、そろそろ工作に見切りをつけて塗装工程に入っていこうと思います。

 

 

 

 

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