大人になれないオヤジたち

模型作例と模型工具について紹介するブログです。
現在は主としてガンプラをターゲットに改造工程を紹介しています。

HG 1/144 ガイア大尉搭乗 高機動型 ザクⅡ その10

2020年01月27日 | ザクⅡ 高機動型

苦行の墨入れが終わったので、最後は楽しいデカール貼りが待っています。

効果的なデカール貼付はディテールアップの効果抜群なのでとても重要な作業です。
かつセンスが問われるところですので緊張感もありますが、自己満足に浸れるか否かひたすら自問自答しながらの貼りこみ作業が楽しいです。

最近はセンスの良いコーション類のデカールも比較的容易に手に入りますので、昔に比べるとずいぶん楽になったものです。
オリジンシリーズはバンダイ純正のガンダムデカールの専用汎用デカール1~3を中心に、足りない部分はハイキューパーツのコーションデカールを使っています。

 

 

 

 

 

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HG 1/144 ガイア大尉搭乗 高機動型 ザクⅡ その9

2020年01月26日 | ザクⅡ 高機動型

さて、ファレホで最もフラストレーションがたまる工程、墨入れのターンがやってきました。

溶剤系ではないファレホはクリアーコートをしていても、スジボリの掘り起こしを丁寧にしていても、スミがなかなかスーッとは流れてくれません。
そしてさらに困るのが、クリアーコートをしていても、はみ出したスミの拭き取りが綺麗にいかない場合が多々あります。
ならば、、とガンダムマーカーの墨入れ筆ペンなどを試すのは論外です、相性最悪ですので。

スジボリの掘り起こしをきちんとして、さらにできるだけはみ出さないようにタミヤの極細面相筆で慎重にウォッシュカラーを流し込むのがコツとなります。

これまでは色が濁るのを恐れてブラックを使ってきませんでしたが、さすがに三連星の期待は暗色なのでグレー部などにはブラックウォッシュをつかいました。
ただし濃紺部はレッド+ブルーウォッシュとして再度が下がるブラックは使わずに墨入れをしました。

 

 

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HG 1/144 ガイア大尉搭乗 高機動型 ザクⅡ その8

2020年01月23日 | ザクⅡ 高機動型

さて、各部の塗装が完了しましたのでデカール貼る面はグロスバーニッシュで、貼らない面はマットバーニッシュでクリアーコーティングしました。

溶剤系の塗料はプラを溶かして塗膜を形成しますから剥がれにくいのですが、ファレホはエマルジョン膜が硬化収縮してプラ面に貼りついているイメージですから外的な力が加わると比較的簡単に剥離してしまいます。塗膜面をある程度の面積を持ったものでゴシゴシ圧力を加えてこすると、かえって圧着するのか意外と剥がれませんが、コツンと他の部品と小面積で接触するとスポット的に塗膜がいとも簡単に剥離します。

この剥離を少しでも防止するのがバーニッシュコートとなり、塗装後にガシガシ遊ばなくても、塗装後の組上げ時に避けられないパーツ同士の接触による塗膜離脱を少しでも減らす目的で、ガンプラをファレホで塗装する際には必ずと言っても良いほど必要な工程になります。

 

本当は墨入れしてから組み上げるべきと、毎度思うのですが、塗装が終わる我慢できずにすぐに組ん立ててしまいます。

 

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HG 1/144 ガイア大尉搭乗 高機動型 ザクⅡ その7

2020年01月21日 | ザクⅡ 高機動型

06Rはやはり後姿がチャームポイントですから、ランドセルはもちろんのこと、各種バーニアをきちんと塗り分けることも非常に重要です。
バーニア内部の塗り分けはマスキングがことのほか面倒なのですが、、、

インスタで私の敬愛なる師匠と勝手に思って見てる方が、ガム型のマスキング材料を使っておられるというのを見ました。
探したのですがなかなか見つけることができなかったのですが、、紙粘土でも代用できるとも書かれていたので早速やってみました。

ダイソーなどで売られている、やったら軽い子供用の紙粘土です。粘土とは言えないくらい軽く毒々しいピンクや青の色がついた商品です。

白色もあるのでそれをチョイスしましたが、、、

これかなり使えます。当然マスキング用ではないので、離型性は悪いです。ピンセットで抜こうとするとモロモロ裂けてしまいますが、、
それでもウエットティッシュなどで拭くと、こびり付くという感じはなく比較的容易に剥がすことができます。

これだけ安く、よい塩梅で使えれば十分です!

これは良いものを教えてもらったと喜んではいたのですが、、近々類似商品がクレオスだったか、他だったか忘れてしまいましたが、プラモ用に発売するようですね。

 

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HG 1/144 ガイア大尉搭乗 高機動型 ザクⅡ その6

2020年01月19日 | ザクⅡ 高機動型

06Rの黒い三連星版カラーリングは実は時代とともに少しづつ変わってきています。
最近ではオリジン版が主流なので、メイン色は紫感の強い紺色で、大腿部はメイドの高い白色となっています。

でもHOW to Build GUNDAMが人気を博した当初はメイン色は限りなく黒もしくは濃いグレー、大腿部も明度が低くグレーが一般的でした。

当初の雰囲気を重視ということでメイン色はファレホのダークティターンブルーをチョイスすることにしました。

 

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HG 1/144 ガイア大尉搭乗 高機動型 ザクⅡ その5

2020年01月18日 | ザクⅡ 高機動型

これまでのモデルと異なり高機動型の大変なところはバックパックと脛のスラスター部の塗り分けです。
MGですとパーツ分割されていますので苦にならないのですが、HGサイズだとここが乗り切れるかが完成するかしないかの大きな関門になります。

とにかく根気良く丁寧にマスキングをしてエアブラシで塗り分けていくしかないです。

マスキングが甘く、はみ出したり、吹き込んだりそんなことは多々ありますが、気を落とさずに前進あるのみ、上手く行かなかった部分は面そう筆でリタッチです。

上手く行かなかったところに目が行ってしまうのでリタッチした部分がやたらと目だって見えてしまいますが、
最期にフラットクリアーコートをして、実際に自室の棚などに展示してモデル全体を見ると、そんな部分は気に成らなくなりますので、とにかく粛々と作業を進めて行きましょう。

 

 

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HG 1/144 ガイア大尉搭乗 高機動型 ザクⅡ その4

2020年01月13日 | ザクⅡ 高機動型

ゲート処理とスジ彫りの堀直しが終わったら早速サーフェイサーを吹きます。

ファレホのグレーサフは非常に白っぽくて、カラーを足すのが良いと思うのですが、今回はそのままで作業してみることに。

ややサフ萌えしたい気持ちを抑えて、ここは先に進みます。
サフ萌えは改造モデルのであれば、全体感の確認のため必須かと思いますが、プラキットを単純に組んでいるだけであれば、サフ姿だけみて萌えていても仕方がないからパスします。

 

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HG 1/144 ガイア大尉搭乗 高機動型 ザクⅡ その3

2020年01月12日 | ザクⅡ 高機動型

オリジン版のザクはバリエーション毎に合わせ目が出る位置が異なり、またフレームの形状も微妙に異なるために、モデルごとに後ハメ方法を考える必要があります。

すでにネットで様々な後ハメ加工例が出ていますので、その中から自分が納得する手法を選ぶか、組み合わせるかを考えるのも楽しみの一つでもあります。

06Rに関してはフレームを2分割して対応することにしました。しかし多くの例作で見られるようなピン受け部の加工は強度低下を恐れてやらないこととしました。
また強度の観点から切断部直近のフレーム内をパテで充填する対処もしました。

パテは切削加工性に優れるクレオスのエポパを使いました。これ、硬化するとサクサク削れるので愛用しています。
練っている際の粘着性が好きではないのですが、そのおかげでプラへの食いつきも非常に良いのでこれに勝るエポパテは他にないのでは?と思えるくらいです。

 

 

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HG 1/144 ガイア大尉搭乗 高機動型 ザクⅡ その2

2020年01月11日 | ザクⅡ 高機動型

1/144スケールのジオン系モビルスーツを作る際に一手間かけなくては成らないのがモノアイです。

RGであればパーツ化されているので良いのですが、HG系はシールですので、これを添付してしまうと、どれだけその他の部分の仕上げの精度を上げても精密感が全くなくなってしまいます。

そこで私は今のところハイキューパーツさんのSPプレートを使用していますが、このプレートを埋め込むためにモノアイ基部パーツに穴を開けるところに毎度かなり苦労をします。

HGの基部パーツは大きくないので、パーツが破損しないように安全に穴を開けようとするとどうしても径が小さくなってしまい、すなわちモノアイの径も、そしてモノアイ自体も小径を選択してしまい、結果迫力にかけた見た目になってしまいます。

なので基部パーツの幅ギリギリに出来るだけ大きな穴を開けるべくドリルを突っ込むのですが、そうすると僅かにパーツが裂けてしまうのです。穴が貫通後、どうしても貫通穴分の切削バリなど開口部のエッジ処理がしたくなるのですのですが、変な力をかけるとますますパーツが裂けてしまいます。

そこで今回はハイキューパーツの面取り専用のビットを使ってみることにしました。
パーツに余計な負荷をかけずにきれいに面取りすることがなかなか良い工具だと思いました。

軸系が太いですが、ピンバイスに付けることを推奨されてはおらず、むしろ指先で回しながら使うようです。
確かに意外と軸系が太く作られていて動作も安定しています。

 

 

 

 

 

 

 

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HG 1/144 ガイア大尉搭乗 高機動型 ザクⅡ その1

2020年01月05日 | ザクⅡ 高機動型

新年、明けましておめでとうございます。
今年こそはblog更新頻度を上げていこうと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。

さて新年1発目、、、と言いつつ今だ実作業日時やinstaアップとかなり時間的な乖離がありますが、MSV世代の私には欠かすことのできない存在である高機動型ザクです。
いわゆるRタイプザクで、カラーバリエーションも豊富に存在しますが、ここはやはり06Rにて当時の一世を風靡した黒い三連星搭乗機、その中でも隊長機であるガイア機を作ります。

オリジンではそのものズバリで06Rのガイア/マッシュ機が発売されていますので、無改造で作ります。
早速ゲート処理やスジ彫り掘り起しをしながら組み上げてみましたが、、、良好なプロポーションで改造する必要性を感じません。良い世の中になったものです。

ただカラーリングがMSV当初に比べると、本体色の紺色度が強く、またグレー部がホワイトになってしまっていますので、当時のテイストで仕上げたいと思います。
シールドはMSV登場時にあわせますが、アンテナは隊長機という事で取り付けることにします。当初はガイア機もアンテナ無しであったように記憶してますが。

ガンプラ HG 1/144 MS-06R-1A 高機動型ザクII (ガイア/マッシュ専用機) (機動戦士ガンダム THE ORIGIN)
BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
 
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