今日から新年度です。「おはようございます!」と登園してきた子どもたちが、まずその変化に気づきます。今日からお靴箱がチェンジ。新しいクラスの場所になります。水色、黄色、ピンク、赤。一つ大きくなった事を意識する瞬間です。まあ、中には迷わず昨年度の場所に入れる子もおりますが・・・。
ホールの時間、らんこ先生は「年長さんがいなくなりました。・・・・優しくいろんなこと教えてくれたね。今度はみんながお兄ちゃんお姉ちゃんになりました・・・。新しいお友達が来ます。さあみんなはどうしたらいいかな?」すぐにみんなから「優しくする!」という声が聞こえました。そう、優しくされ、大事にされてきたからこそ、今度は優しくする方になる。ちゃんとわかっているよね、みんな。
そして、ホールの時間の後半、園長先生から担任の発表がありました。今回は園長先生がまず子どもたちに発表したいということで、この流れになりました。なぜかちびっこクラスの担任から発表。「T先生です!」の声に「あれ?」の顔のこどもたち。年少クラスはM先生。ここではふーんというお顔が多かったかな。
年中クラスは去年は年長担任だったS先生。この発表には子ども達シーン。え?という感じでした。そして、年長クラスは持ち上がりでのS先生。最初はえっという感じだったのですが、(また~という声もあったりして)、一緒にあがれるのが嬉しかったかな?
というわけで、今年のわが幼稚園はチェンジ!の人事となりました。長くちびっこクラス担当だったD先生は主任としての役割の方が大きくなります。D先生の弟子と呼ばれていたT先生がしっかりと引き継ぐわけです。(ま、横からいろいろサポートすることになりますが・・・)
おっと、忘れてはいけないのは、補助のK先生も加わったということでした。今年はいろんなところのサブにつきます。
大きな変化です。何かを変える時、私は一つのお祈りを思いうかべます。園長先生がよく色紙に書くもので、幼稚園の玄関にもかけてあります。
「主よ、変えることのできるものはそれを変える勇気を、
変えることのできないものはそれを受容する心の平静を、
そして変えることのできるものと変えることのできないものを見分ける英知を 私にお与えください」
英文では, O God,give us
serenity to accept what cannot be changed,
courage to change what should be changed,
and wisdom to distinguish the one from the other.
というわけで、チェンジの年度はじめでした。たぶん、保護者のみなさまの予想と違ってたかな?