梅雨の中の貴重な晴れ。子供達はやっぱりお外に飛び出す。今日目についたのは、お砂でおだんごを作る姿。雨の後の砂は水分が多くて丸くなりやすい。いくつもいくつもまーるくして遊んでいいました。
それを横に見ながら、らんこ先生は雑草をとっていました。すると、「除草剤はつかえばいいのに」とSちゃん。除草剤とはムズカシイ言葉を知っているなと思いながら、「うん、除草剤を使うと、ぜーんぶ無くなっちゃうからね」と説明。「草が全部無くなったら虫もいなくなっちゃうから・・・」
本当にここがムズカシイところ。草がぼーぼーになっては困る。でも雑草といっても大事なお遊びを提供してくれることもある。少し前にはカラスノエンドウで作る笛を体験した。もう少しするとオオバコを引っ張り合うオスモウもある。らんこ先生が人に頼まないで自分で草取りをするのは、そういう大事な草を残しておきたい時。実習生とかにお願いするとぜーんぶキレイになっちゃうので・・・。そして、お庭の隅には少し草が無秩序にはえているところもないと、ムシが来ない。虫はとっても大事。アリやダンゴムシのいないお庭はつまらない。今日はひょこっと小さなカマキリが登場していた。お庭のどこかごちゃごちゃしたところに卵があったのだろう・・・。
このバランスをけっこう考えながらいるのだけれど、なかなか思い通りにいかないのも事実。でも思い通りにいかないから、新しい発見があって楽しいのである。