先日の夜に夫が食べたがったのは
グリースブライ(Grießbrei)、粗挽き小麦粥である。
私の苦手なここの料理の一つである。

牛乳を沸騰させ、グリースと呼ばれる粗挽き小麦を入れる。

この粗挽き小麦、薄い黄色の顆粒状の穀類だ。
パッケージ写真のように、団子にしてスープの具にする料理が有名だ。
グリースノッカルズッペ(Grießnockalsuppe)という。
たしか、地球の歩き方に載っていたと思ったのだが、見つからない。
ネットで検索してもなかなか見つからない。
ウチではグリース粉にマーガリン、卵、小麦粉少々、塩コショウ、パセリなどを加えて練り、スプーンですくってスープの素を溶いて沸騰させたお湯に落とし、約20分茹でる。
味は・・・
なんだか、よく理解できない。
そのぉ・・・
きっと、日本で生活する外国人が、慣れない白米を食べる感覚なのかしら。
うまみがわからない団子スープである。
さて、この粥の作り方の続き。
鍋の牛乳とグリースをぐるぐるかき混ぜていると、次第に粥状になってくる。
好みで卵1個を割りいれる。
さらに砂糖を加えるのだが、夫は砂糖の摂取を避けているので、なし。

これくらいの重さになったら出来上がり。

義母のやりかただと、シロップ漬けの果実を添えてその甘みと一緒に食べる。
夫はシナモンを振りかけて食べる。
(夫はいつも新聞を読みながら食事をする。やめてくれ、と言いたい)
これって、要するに、小麦粉を牛乳で練った食べ物・・・
この夜、夫はこれだけしか食べていない。
日本のように1日30品目食べよう、などというキャンペーンはないようだ。
ヨーロッパ寒冷地の伝統的な食生活なのだろうか。
はっきり言って、貧乏臭い食卓・・・・
さて、次の日。
近所の豪邸に住んでいるヨラさんから到来物。
彼女とだんなさんはポーランド出身で、頻繁に故国と行き来をしている。
これはポーランドから。


一面を砂糖で塗り固められたパンのような物体。
表面には微妙に「寿」と書かれているように見えるのは日本人の私だけ。
ケシの実ケーキ(Mohnkuchen)である。

この日の午後のコーヒーの時間にいただく。
切断面の黒い部分がケシだそう。
いやいや・・・
甘いの何の。
平均的な日本人より甘いものは得意な私も、この激甘ぶりに、一切れしか食べることができなかった。
義父母は3切れを平らげる。
「ポーランドはドイツより甘いものがすきなのさ」
ヨラさん同様、ポーランド出身の義父が解説した。
「ギリシア人はポーランドより甘いのが好きらしい」
少し前まで近所に住んでいたギリシア人家族のことを言っていた。
へ!
それではギリシア人はほとんど砂糖の塊を食べているのか!
甘さをおさえた菓子類を好むことにステイタスを感じる日本人とは大違いだ!
ここ二日間で、日頃避けたいと思っていた食べ物が登場したので、
ブログで紹介したくなった。
はあぁ~・・・ ふうぅ~・・・
グリースブライ(Grießbrei)、粗挽き小麦粥である。
私の苦手なここの料理の一つである。

牛乳を沸騰させ、グリースと呼ばれる粗挽き小麦を入れる。

この粗挽き小麦、薄い黄色の顆粒状の穀類だ。
パッケージ写真のように、団子にしてスープの具にする料理が有名だ。
グリースノッカルズッペ(Grießnockalsuppe)という。
たしか、地球の歩き方に載っていたと思ったのだが、見つからない。
ネットで検索してもなかなか見つからない。
ウチではグリース粉にマーガリン、卵、小麦粉少々、塩コショウ、パセリなどを加えて練り、スプーンですくってスープの素を溶いて沸騰させたお湯に落とし、約20分茹でる。
味は・・・
なんだか、よく理解できない。
そのぉ・・・
きっと、日本で生活する外国人が、慣れない白米を食べる感覚なのかしら。
うまみがわからない団子スープである。
さて、この粥の作り方の続き。
鍋の牛乳とグリースをぐるぐるかき混ぜていると、次第に粥状になってくる。
好みで卵1個を割りいれる。
さらに砂糖を加えるのだが、夫は砂糖の摂取を避けているので、なし。

これくらいの重さになったら出来上がり。

義母のやりかただと、シロップ漬けの果実を添えてその甘みと一緒に食べる。
夫はシナモンを振りかけて食べる。
(夫はいつも新聞を読みながら食事をする。やめてくれ、と言いたい)
これって、要するに、小麦粉を牛乳で練った食べ物・・・
この夜、夫はこれだけしか食べていない。
日本のように1日30品目食べよう、などというキャンペーンはないようだ。
ヨーロッパ寒冷地の伝統的な食生活なのだろうか。
はっきり言って、貧乏臭い食卓・・・・
さて、次の日。
近所の豪邸に住んでいるヨラさんから到来物。
彼女とだんなさんはポーランド出身で、頻繁に故国と行き来をしている。
これはポーランドから。


一面を砂糖で塗り固められたパンのような物体。
表面には微妙に「寿」と書かれているように見えるのは日本人の私だけ。
ケシの実ケーキ(Mohnkuchen)である。

この日の午後のコーヒーの時間にいただく。
切断面の黒い部分がケシだそう。
いやいや・・・
甘いの何の。
平均的な日本人より甘いものは得意な私も、この激甘ぶりに、一切れしか食べることができなかった。
義父母は3切れを平らげる。
「ポーランドはドイツより甘いものがすきなのさ」
ヨラさん同様、ポーランド出身の義父が解説した。
「ギリシア人はポーランドより甘いのが好きらしい」
少し前まで近所に住んでいたギリシア人家族のことを言っていた。
へ!
それではギリシア人はほとんど砂糖の塊を食べているのか!
甘さをおさえた菓子類を好むことにステイタスを感じる日本人とは大違いだ!
ここ二日間で、日頃避けたいと思っていた食べ物が登場したので、
ブログで紹介したくなった。
はあぁ~・・・ ふうぅ~・・・
あちらこちらのコメ欄でお名前を拝見してるので、
初めての気がしませんです(^o^)。
ここのところ(どいつりす)さんのサイトをあちこち
拝見させて頂いてましたので、なおさら。
>「寿」と書かれているように
~どう見ても、「寿」ですよねー!。ポーランドからなのに?。
日本人の(りす)さん用に「寿」と書いたとしか思えないです。
ヨラさんにそう話してみたら?そうなのかも(^o^)。
で、「甘いの何の」のお話し。
平均的な日本人より甘いものは得意な(りす)さん、一切れ
義父母さんは3切れ
ポーランド出身の義父さん「ポーランドはドイツより甘いものが好き」
「ギリシア人はポーランドより甘いのが好きらしい」
それではギリシア人はほとんど砂糖の塊を食べているのか!
~途中までは、仮説に合ってたんですがギリシア人が出て来て×(笑)。
「北海道の人は本州の人より甘いものが好き」ってお話しなんですがね。
寒い北海道ではカロリー補給のために「甘いものが好き」で、
ドイツは北海道くらい寒くて、ポーランドはドイツより北でもっと寒くて、
でも、ギリシアっていきなり南じゃないですか!
その少し前まで近所に住んでいたギリシア人家族「だけ特別」なんだと
仮説に合うんだけどな~(^o^)。
満天さんのお仲間ですね~
彼女の周辺は読書好きで文章も上手な方々が多いのがよくわかります。
ここに住んでから、時間は増えたのに肝心の日本語書籍を手に入れるのが難しく、せっかくの読書の機会を逃しております。
気を利かせて書くためには最後のギリシア人をどうにか工夫しなくてはならなかったのですね~
う~ん、
そこまでは気づかなかった!
ケーキの写真を増やしました。
ちゃんと上から見ると、寿、ではないのですよぉ~
くやしいことに・・・
ト音記号かな、ショパンの出身国、ということで~
避けたい感じですなぁ。
でも、確かに「寿」に見えるし…
一切れでも完食したなら
大したもんですよぉ。
小麦粉練り混みのは私も好きくないですね。
下のパンは甘くて美味しそうですね。
私は酒、煙草は駄目で甘党、辛党です。
美味しそうですよ。
色々なものが体験できて
楽しそう
私なんて、ドイツに住んでいながら、
嗜好の似てる夫婦二人の生活
いや~なかなか りすさんのような
食生活の体験はできませんよ
揚げ物にも!
で コレステロール!健康診断で 要注意でした。
だって~好きなんだも~ん!
スイトンの親戚みたいなのに!シナモンだけ?
やっぱり醤油のお吸い物に入れようよ~
そしたら うどんに近くならないかな?
うどんだとヘルシーでいいよ~ なんてね!
一切れ完食、大成功~
その後3日間、そのケーキがコーヒータイムに登場しましたが、私は再び口にすることはできませんでした~
そちらにも、激甘食品、存在しませんか?
ここは寒冷地、食物の種類が伝統的に少なかったから、その団子を牛乳に突っ込むことになるようです~
ポーランドケーキ・・・
いや、もう、ごめんですぅ~
日本のケーキを食べたい!
お酒・タバコをやらないのは夫と同じです~
そういう男性たちは甘いものが好きな傾向がありそうな気がします。
夫はもともとお菓子だいすき、なんですよ。
でも、健康のために控え始めました。
山男さん、食生活の管理はどうしていらっしゃいますか?