怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

靴とかばんは皮製にしなさいっ

2013年12月03日 | 義母
目に留まったスーパーの広告の品。

ブーツが15.99ユーロ(約2000円)!きっと1シーズン使って廃棄するような安物だろうけれど、ちょっと楽しむためにはうってつけの品。

欲しいなぁ~、と声を出さずに見入っていたら義母がツカツカとやってきて言い放った。
「皮のを買いなさい、こんなに安い品は皮ではないだろうから止めなさいっ」
あのぉ~、見ているだけなんですけどぉ?
義母が言うには靴とかばんは皮製品でなくてはならないのだそう。彼女の靴はほぼ全部、皮だ。普段使いにしている皮バッグは何と50年使っているとか。物持ち良すぎっ。資本主義の敵っ!それって20歳代の頃から使っているのかい?趣味、好み、また流行などはどんどん変わっていくものなのではないかい?
って思うのだけれど・・・

これは私がティーンエイジャーの頃にもらった、実母のハワイ土産。当時は「こんな小花模様の子供っぽい品、嫌だなあ」と口に出さずにしていたが、年齢を重ねるにつれ、なぜかお気に入りになってきた。
分厚い革製品。飽きない。かなり小ぶりなので大量に物を持ち歩く私はあまり使わない。そのおかげできれいなままを保っている。

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そういうわけで、義母の「靴とかばんは皮」という意見には同意せざるを得ない。
かばんの場合、どうしても革製品は重いので購入を躊躇してしまう。勇気を出して合皮を買ってしまうと(義母がすかさずチェックを入れるので勇気が必要)耐久性という点でかなり劣るのを目の当たりにしてがっかりしたりする。やっぱ、皮のを買えばよかったな、とか後悔したりして。
とはいえ、同居などしていなかったらバンバン安物を買ってバンバン捨てるという、義母ではなく資本主義に操られた生活をしているだろうな~