怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

トマトは豊作

2012年09月05日 | ドイツバイエルン家庭料理
今年は例年よりウチの庭のトマトが豊作の様子だ。もいで、その場で食べると青臭い香りに嬉しくなる。
日本在住時に近所の中国人に教えてもらった(ここでも何人かの中国人にご馳走になっている)トマトと卵の炒め物、これは大量にトマトを消費できるが、毎日これを食べるのも辛い。
新鮮なうちに食べきれないと判断したらしい義母はトマトソースの瓶詰め作りをしていた。

切ったトマトをしばらく茹でる。この古い調理器は結構趣きあってよろしい。西洋のままごとおもちゃにもこのデザインのものが多く使われていることだろう。

ハンドブレンダーでさらになめらかにする。調味料などは一切入れていない様子だった。

色が少々薄くなったのが気になる・・・。市販のトマトソースはやたら赤いじゃあないかい?
ペットボトルのお茶がきれいな緑色を保っているが、茶碗に淹れたお茶がしばらくすると色が変化するのと同じで、もしかして、市販の商品は色をを付けているんじゃあないかってちょっと不安になった一瞬。

濡らした雑巾の上にビンを置いて、仕上がったソースを入れていく。
この雑巾の色も気になる・・・義母はこの色に変化した雑巾を保存食作りに使って何とも無いことを知っているから大丈夫なのだろうけど、私は気になって仕方がない。
お義母さん~、新しいタオル、プレゼントしようかっ?

はい、できあがり。他の瓶詰めと一緒に地下の食料部屋にこれから何年も保存されることとなるだろう。