先週水曜日の夜、オペラハウスの安いチケットのオファーがe-mailできた。
すぐに頼んだのが金曜日の夜の立ち席、19ポンド。
ところが金曜日もまた電車のストライキだとは知らなかった。金曜日の朝近くの駅へメトロ紙を取りに行って、あたりが静かで信号もインフォメーションもなくて不思議に思った。かえってインターネットで調べて初めて知った。
そこで娘の近くの駅からヴィクトリア駅まで電車が走っているのを見つけ、早めに行ってオペラハウスのあるコベントガーデンで待とうと思った。
ヴィクトリア駅から地下鉄で一駅のグリーンパーク駅で乗り換え、此の乗り換えの地下道が延々と長くて、今ここで停電か火事で煙でも出たら完全にあの世行き、だと思ってうんざりして行った。
コヴェントガーデンは昔の花市場、マイフェアレィデイで一躍有名になったところ。このところ毎日午後になると晴天で暑くなり、ものすごい人出。
久しぶりのオペラハウスは超満員。真ん中の座席は一人百数十ポンド。
今夜の出し物イル・トレバトーレ(Il Trovatore)侯爵とジプシーの男性が一人の女性を巡って争うストーリー。
立ち席だけれど舞台がまっすぐ見える席は文句なし。
舞台装置も服装も歌手もそろっていて素晴らしかった。今回のオペラハウスはメトロポリタンのオペラ映画よりもずっと良かった。
10時10分前に終わってすぐ急いでエンバンクメントまで行き、ヴィクトリア駅への地下鉄に乗った。10時15分の帰りの電車に間に合うと急いでいったのに、駅は閉まっていた。やっぱりストライキだったのだ。
仕方ないから地下鉄2回乗り換えてロンドンブリッジ駅へ行き、バス2回乗り換えて我が家に着いたのは12時 Just!!! 本当に腹の立つこと。電車で帰れば40分で帰れるところを2時間もかかってヘトヘト。
今日日曜日、クリスタル・パレスでBBCのアンティーク・ロードショウがあると聞いていたので、ぜひ行ってみたいと思っていた。日曜日の朝はバスのサーヴィスが悪く日ごろの倍の時間をかけてクリスタルパレスへいった。
もう9時半撮影は始まっていた。
こうして並んでいるのは、持って行ったアンティークの品物を鑑定してもらうためで、私も父が残した中国の2人の仙人の置物を鑑定してもらうため並んだ。
此の置物はそんなに古くなかったと見え、鑑定士もああこれはよくある中国の・・・と言ってバリューも数百ポンドといわれた。
此の行列はまた何か別のものらしい。いつもテレビで見るほどたくさんの人がならんでいなかったし、広大な公園で天気も良かったから、いつ報道されるか分からないけど楽しみ。
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