朝6時ころには目を覚まし、スーツケースに泥だらけのブーツもズボンも収め、着て帰るものは最後の一枚づつ、何しろティシャツ8枚、スパッツ8枚、パンティ8枚、ソックス9枚、フリース2枚、その他タオル類などほとんどすべて汚れ物。
バスは7時35分、それを逃すと10時50分のロンドン行きに間に合わない。隣の部屋にあのカップルが寝ているので静かに荷物をおろした。 B&Bでは朝食が出るが早朝のため、サンドイッチを作ってあげると言って、朝7時に持ってきてくれた。
バスが来る5分前バス停に立つとすぐ、待ってましたとばかり雨が降ってきた。バスが来なかったらどうしようと心配無用、ロンドンの我が家近くのバスとは違うようだ。
早朝でも乗客は6-7人、昨日歩いたコースを逆に突っ走る。7時間かかって歩いた道を1時間でカーライルのバス停に着いた。
駅までの石畳をスーツケースを引っ張ってリュックを担いで歩く。嬉しいことに此のとき雨はやんでいた。
駅のすぐ近く、ハドリアヌス皇帝の像。此の街の若者で此の皇帝が此の街を作ったなんて知ってるだろうか?と思った。
それにしても此の寒い北国で、ローマ人たちがミニスカートみたいな制服でよくぞ耐えられたと感心する。
8時半には駅について荷物を預けてショッピングにと思っていたが、ショッピングセンターがここから遠いことに気づいて諦めた。それで良かったのは、しばらくすると激しい雨が降り続き、駅のプラスチック製の屋根では、あまりの激しさに轟音となって、駅のアナウンスが聞こえない。
気温は13度,ティシャツの上からフリースとウオータープルーフのジャケットを着て寒さに震えていた。駅では寒風が吹き抜ける。電車に乗ってロンドンへつく3時間も此の衣類を脱ぐことがなかったのに、ロンドンブリッジへの地下鉄の中では暑くてがまん。
ロンドンブリッジから20分の我が家への駅までに上2枚を脱いで、ティシャツが汗みずくになっていた。
ニューカースルの街を歩いている時にスカイプしてきた友達はフランス在住、此のときはロンドンの娘宅へ来ていて、開口一番 いい天気が続いて楽しかったでしょう。
ロンドンは雨もふらず毎日晴天だったらしい。
帰るなり衣類を洗濯機2杯分洗って、最後に泥だらけのブーツを洗濯機で洗った。とってもきれいになり満足。
翌朝今までのように、顔を洗うと一緒に体重測定。あれほど長期にわたり歩いてきたから5-10kgは減っているかと楽しみにしていたがなんと・・・・!!!
100グラムも減っていなくて、出発時と全然変わらなかった。!!!!
これもイングリッシュ・ブレックファーストのせい、カロリーが高いから空腹も覚えず、お昼も殆ど食べないで歩いてきた結果がこれ。
イギリス人の中年以降肥満体が多いのもあの朝食のせいだと思う。
玲子さんの汗がこちらまで飛び散ってきましたよ(^^ゞ
ありがとうございました!
(花の名前、再確認もよろしく)
コメントありがとうございます。
楽しんで頂いて私もとっても嬉しいです。
思い出してみると、よくぞあんな僻地で、長期歩いたな‐なんて自分でも驚いています。
パトリックの弟まだ50歳にもならない人がパーキンソン病を患って、9月半ばパトリックとその友達がチャリティウォークをするのでまたがんばります。