Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

新年のコロナ蔓延

2021-01-06 05:25:00 | 日記21

クリスマスの休暇が終わった27日から、英国のコロナ感染者はうなぎのぼりに増えて、今日1月5日の1日の感染者は過去最多6万人を超えた。これはクリスマス前の一時期規制を緩めたために、パブやレストランで飲み食いした人たちや、クリスマス中に規制を破ってまで家族友人たちと集まって楽しんだ結果と思われる。

新年になってからボリス・ジョンソン首相は毎日規制が変わり、学校は大丈夫だから1月4日から開校と言い、1時間後には全校閉鎖などと放映されている。

クリスマス前の冬休みの前には1月の開校と同時に、全生徒のコロナ感染テストを行うと言って準備を進めていたのに、今では閉校なのだ。

それでも親が医療関係者や教育、食品関係のお店に務める家庭の子供たちは学校で預かっているため、セカンダリースクール(11歳から17歳まで)で働いて居る娘は学校へ行かなければならない。家にいても朝早くから夜も遅くまでインターネット授業とその準備で休む暇なし。

孫のジュードも昨年から通っているプレップスクールがインターネット授業に代わり、今日初めてのズームでの授業があった。クラスは少人数だが20人以下の子供たちを二組に分けての授業。まずは出席をとってクリスマスのトピックスなど一人一人から聞いて、インターネットで送付してある英語と算数の教材を簡単に説明する。

午後1時過ぎにお話のクラスが始まるまでに英語と算数の教材をクリアしておく。

午後1時半からのお話のクラスは30分ほど。ズームで子供たちはムズムズ動きながらも聞いていた。その後はREと呼ばれる宗教教育、これが凄い。

今日の教材はヒンズー教について。私の娘が宗教教育の先生なので、ヒンズー教がどんな宗教なのかを詳しく教えているが、何しろまだ5歳7か月のジュード、ヒンズー教と言われても神様はイエスキリストしか知らない。

ヒンズー教の主神、ブラーマンのイメージを絵にかきなさい、なんて大人でも出来そうもないことを,描かせていた。・・・これには参った。こんなズームによる教育が早くても2月半ばまで行われるとのことで、私のほうがもうばて気味。

娘は明日は早朝から出校で、パトリックも庭の奥のオフィスでテレワーク。

小さい子供を嚇したり、なだめたり、、お願いしたり、褒めたりしながらの1日でした。

年末31日に娘の家に来てみると、彼女は頭痛がひどくて風邪気味とのことで寝ていたから、まずはコロナ感染を疑って、すぐ検査に行くよう勧めた。

31日の夕方、近くのクリスタルパレスで検査してもらい、結果が出るまで1-3日かかるという。それ以来娘はリビングルームに隔離、3か所あるトイレも1か所を彼女専用にと年の暮れもお正月もあったものではない。

1月1日はお正月と言っても普通の日と全く変わらず、パトリックは私とジュードを連れてベッケンナムの公園へ遊びに行った。公園はたくさんの人出、子供たちの遊び場も多くの親子でいっぱいだった。ジュードが同級生の女の子と遊んでいる間、立って見守っていると寒さが厳しい。とうとう雪が降りだし、10分ほどでやんだけれど、足が凍ったように寒かった。

2日の午後4時に検査結果が出てネガティブだったと言われて、全員ホット胸をなでおろした。だから2日の夜が年末年始のお祝いで、家族4人が集まって夕食が食べられた。

コロナが猛威をふるうロンドンからケント州、いったいどうやってこれが収まるのだろうか。ワクチンは英国が一番早かったと政府は自慢しているが、近所の90歳になるおじいさんにもまだ連絡がないところを見ると、私に回ってくるのはいつの頃か?それよりも娘に先にワクチンをうってもらいたいものだ。

 

 

 


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