つれづれなるままに 448 老人福祉

2008-02-23 11:12:03 | 雑記
最近80歳の誕生日を迎えたばかり、老人性痴呆症、訪問看護、週2回、要介護2と認定されています。近所の義妹が度々訪問、私も週1の割りで訪問。
話好き、同じことを繰り返す、過去の思い出話、共に行った外国旅行の話、誰といったかなんて事は忘れているようで、それでもまた連れて行ってくれと催促、お茶など出す気は無く、「お茶飲みたい」と言うまで、おしゃべり、私は彼女の家では、何でもしてもらうことにしています。体を動かすようにと思っています。

訪問看護の方が、掃除、トイレ、フロの掃除、床ふきと、お茶碗洗い、あげくの果ては昼食の準備まで、この生活にすっかり慣れて、誰かがやってくれると思っています。
足、腰が悪いわけでもない、体は元気、出歩くのが大好き、話の内容は兎も角、会話は成り立ちます。
「自分でやれることは自分でしなさい、お茶碗など洗えるでしょう」と頼り切っている彼女に、カツ。
今の老人福祉は、ヨボヨボの動けない方、寝たきりの方の介護も多いでしょうが、彼女のように、体の元気な高齢者の方が非常に多いように思います。若い人に比べれば部分的に衰える所もありますが環境を整え、その衰えた部分を補えば、何もかも手助けは、本人の為にはならないのではと思うようになりました。介護保険を払っているから、当たり前のように、認定を受け、介護を受ける、痴呆になってきたとは言え、まだまだ訪問看護は必要なく、彼女をだめにしているように思うようになりました。歳は取っても、体、頭を使わねば、痴呆がますますひどくなるよと脅かしながら、テレビを見、手を動かし、たまに料理も自分で作りなさい。食べに来るからと言いながら、私はどうなるのだろうかと、他人お事は言えても自分のことは見えないかも知れません。

今日はダニーちゃんです。