つれづれなるままに 435 銀婚湯温泉  パートⅠ

2008-02-07 19:26:07 | 旅行

札幌、街の中は雪祭り最中、観光客で賑わう札幌を離れ、のんびりと汽車に揺られ、久しぶりでの車窓からの雪景色、山々が真っ青な空にそそり立ち、寒さで空気が澄み切っている冬ならでの風景でしょうか。心まですっきり、今回は「銀婚湯」落部で下車、温泉バスに揺られる事10分、山の谷間にひっそりとたたずんでいました。

 

  

 

 

数百年の昔、先住民のアイヌの人々が狩猟の折々汗を流したり、時には治療の為の常浴、江戸時代後期には松浦武四郎が初めて全国に紹介され一躍有名になりました。

 

大正14年5月10日、おりしも大正天皇の銀婚の日、温泉宿の建設に携わった、川口福太郎夫婦の銀婚の日にも当たる為「銀婚湯」と命名されたそうです。

 

敷地3000坪原生林そのままの中に外風呂、隠し湯が木をくり貫いただけの「トチニの湯」もみじ林の中の「もみじの湯」そして「かつらの湯」全て、雪の中でも「宿泊客専用の貸切風呂」二人も入れば満杯になります。今回は寒さの中「桂の湯」に入れていただきました。

温泉で長靴手袋を貸していただき歩く事10分、雑木林のなかの異様な建物が、近づいてみるとこれが「かつらの湯」階段を上がると小さな浴槽、そして桂の木の古い大木をくり貫いた脱衣所、眺めは最高、高くなっている為、湯の中は見え無いのがありがたいです。

 

 

 

         

 

 

         門を入ってすぐ誰でも自由に入れる足湯もありました。

           

 

 

内湯、大浴場の露天風呂、家族風呂と9箇所もあるとか湯にひたりながら外の景色を眺め、幸せな気分にさせてくれました。

 

     こもれびの湯                     渓流の湯 

 

男女入れ替わりを見計らっての朝一での写真、湯に浸かりながら、外のバードテーブルに集まってくる鳥達をパチリ。鳥達の為に餌を木に、赤ゲラ、カケス、ひよどり、ヤマガラが集まって賑やかに朝ごはん、脂身でしょうか。美味しそうに啄ばんでいました。

、 

 

それを湯の中から眺めながらカメラを、湯煙で余り見えませんがバードテーブルの下には「のら黒の猫」がバードテーブルに集まってくる鳥を狙って、寒さの中、頑張っていました。時たま飛び上がり、失敗・・ 湯の中で眺めながら楽しんいました。

 

はるか連なる真っ白な山々を眺めながら、ゆったりと湯に浸かり、今日は私達のみの貸切のようで、こんな所は、夫婦でのんびりと2~3日、或いは私達のように少人数で、この時期は最もお客の少ない時期だそうで、この時期が、お薦めでしょうか。

春の新緑、秋の紅葉の外湯もすばらしいとか、その時期また是非いらしてくださいとのこと。また楽しみたいですね。