懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

雨・・・

2012-11-12 00:17:44 | Weblog
私事ですが、日曜に近所でご不幸があり、予定がおじゃんになって深夜帰宅して録画を見たら、
エリザベス女王杯が重馬場で、ヴィルシーナが2着だった。
あちゃ~、レース見ても、なんとも言いがたい。

勝ち時と言うか、勝ちそうな時に上手く勝っとかないと、次があるとは限らないということ?

1着はレインボーダリア。単勝結構ついてた。緋色の勝利馬の纏う布が栗毛の馬体に映えて、女の子には赤もいいな、と。

私が競馬をいつも見てるわけじゃないこともあって、久々に、柴田善臣騎手の勝利ジョッキーインタビューを見た。46歳。勝ち馬を実直に称える言葉が、パパが娘を語ってるみたい。
(ついでに、別のインタビューで、「レインボーダリアは諦めずに一生懸命走る馬だから、G1勝たせてあげたい」ってなコメントが。)

ところで、勝利騎手のインタビューはいつも感動的だけど、前週の競馬番組で、勝った騎手じゃなくて、ブリーダーズカップに挑戦して勝てなかった武豊騎手を取材してて、ちょっと珍しいアプローチだった。

自分なんか、レース前から「たぶん、負けるんだろ~な~」とかって、つい思っちゃって、(ゴメン)やはり負けたけど。
誰よりも勝つことの好きな栄光の過去を持つ男が、負け続ける現実に耐えながら、何かそのうち見えてくるものがあるのかな~?なんて思った。
勝つ事は皆好きだけど、この人くらい、栄光の過去があって、屈辱の現在と負のスパイラルがあって、そのドラスティックなアップダウンに耐えてる立場の人も、珍しいんじゃないかと。
負けて悔しい花いちもんめ。
若いもんに追い抜かされ、このガキと思いながら負けてく現実に耐えるメンタリティ。強烈な耐性エネルギーだと思う。その中で前と違うものが見えたりとか、あるかな?と。

勝つジョッキーは、誰でもドラマになる。
そんな中、負けるジョッキーのドラマが、ちょっと目を引いた。

60代・矢沢栄吉の画像を見たら、生き生きして自然体オーラ。
今の武豊には、そういう纏いものがないと気づいた。勝って賞賛されると、勝者オーラが出るんだろうか。
勝ち負けをはっきりさせる世界は、舞台・芸事よりある意味シビアだから、ステージアーティストのようにはいかないだろうけど。

勝つことだけが全てではなくて、負ける事の中で、何かプラスの蓄積ができれば、別の価値もありえるかもしれないけど。

以上、40代ヨシトミ勝利、&、「40代、武豊・耐える力」(?)(文科省の何かのフレーズみたいだな)でした。

※すっごい不遜なこといってるかもしれないので、ガチ競馬ファンの方、豊ファンの方ごめんなさい。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ファイナル | トップ | くるみ割り人形の王子 »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事