スノーマン見聞録

ジャンルも内容も気の向くまま~“素浪人”スノーマンの見聞録

赤毛の司祭・ヴィヴァルディ

2015年03月22日 | 雑感
最近何を聴こうかと迷い、取りあえず最も好きなモーツアルトを繰り返し聴いておりましたが、遅まきながら
バロックの時代に戻りヴィヴァルディを聴きはじめたところです。


ヴィヴァルディ( 1678年 - 1741年)はヴェネツィア生れ・バ゛ロック後期の作曲家・ヴァイオリン奏者・ウイーンで没す。 
(ヴェネツィア・サンマルコ大聖堂・ピエタ慈善院の 【 赤毛の司祭 】 と呼ばれた聖職者でもあった)


  海上都市・ヴェネツィア。 ゴンドラが往きかう        謝肉祭・仮面を被り社会的制約を解き放つ
    
「四季」などの協奏曲は有名ですが、モーツアルトの600数十曲を超える800超もの曲を書いたという。
バッハやハイドン、ヘンデル、モーツアルトやベートーベンにも多大な影響を与えたようです。

クラシックを聴いてもう4年ほどになるが、やはりバロックや古典派音楽が好きですね。 

19世紀に活躍したマーラーやワーグナー、ブルックナーなども聞いたが 壮大さは感じるがどうもピンとこない。 
好きになれなかった。 良さが解らないのかもしれませんがね・・・。 

バッハなどバロック音楽は宗教色が強く、教会音楽という権威の枠にはめられた時代。でもなぜかその中に人間の
素朴さを秘めた荘厳な旋律を強く感じます。 

それが、世相もだんだん自由な時代になってくるに従い、巧く創ろうとか 感動させようとか の人間の厭味
みたいなものが曲に溢れ出てくるような気が、どうもするんですね。


人は自由すぎるとだんだんダメになっていくのかも知れません。

ヴィヴァルディの音楽は、バッハの荘厳さ・ヘンデルのモダンさ・モーツアルトの哀感を足して割ったような曲の数々。
特に下の 『 調和の霊感 』 というヴァイオリン協奏曲(集)の響きは最高です。クリックしてみて下さい。

     a-moll for violin, strings and cembalo
     a minor for two violins

銀河宇宙の彼方へ往ったら弾いてみたいですね。 一念発起してヴァイオリンでも習いますか・・!?。

       

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