スノーマン見聞録

ジャンルも内容も気の向くまま~“素浪人”スノーマンの見聞録

平 和

2015年11月27日 | 雑感
人類は少し平和になると ≪戦争は悪い≫ と言い始めるが、争っている間はそれを善とか正義とか
で相手が悪いなどと、有無を言わさずに突っ走る習性があるようだ。 
  

フランスが戦争状態を宣言しISへの空爆を再開。 ISはテロ継続を宣言。 ロシアとトルコがそれぞれの思惑で対立。
欧米やアラブ諸国が絡み この世はもう ごちゃごちゃの様相だ。 

インド・パール判事よいま一度。 極東国際軍事裁判(東京裁判)での意見書にこうあった。

    『 戦勝国のみが裁判官となり、敗戦国のみが被告となるような裁判、勝利者となれば
      敗戦国に向かって刑罰を加える権利をもつというような裁判が、将来の戦争発生を防ぐ
      喜ばしい結果を生ずることを認めない。
      この裁判が後世に残す教訓は、条約に違反する戦争をなした者は罰せられる、
      ということではなく、ただ戦争に負けると酷い目にあうということだけである。』 


 ● パール判事は何を問いかけたのか~東京裁判知られざる攻防 (NHKスペシャル・ユーチューブより)

       

欧米による植民地化への横暴、及び日本に対する矛先も緩めずに非難するかたわら
国際法によらず、事後法(平和に対する罪・人道に対する罪)で裁かんとする東京裁判への批判。


いまこそ 東京裁判の裏側から学び取ることもあるのでは、そんな気がした。

人道に対する罪とは、国家もしくは集団によって一般の国民に対してなされた謀殺をいうのだそうだ。
とするならば、広島・長崎に対する原爆への裁きは・・・黙して語らずっていうのは どう考えても。

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