『 人は禁じられると、かえって興味をかきたてられるものだ 』 ー モンテーニュ ー
≪表現の自由≫ってなんでしょうね。 ケン・ワチェスバーガー編 『百禁署』 という本を手にとってみた。
検閲を受け禁書となった世界各国100作品のそれぞれのあらすじと検閲の経緯を紹介した本である。
【 政治的理由・宗教的理由・性的理由・社会的理由 】 それぞれの理由で弾圧された作品が並ぶ。
≪聖書≫・≪コーラン≫・≪悪魔の詩≫・≪アンネの日記≫・≪チャタレー夫人の恋人≫・≪わが闘争≫・・・等々。
このへんはなるほど、と思うのですが、≪ドクトル・ジバゴ≫・≪怒りの葡萄≫・≪若きウェルテルの悩み≫・
≪アラビアン・ナイト(千夜一夜物語)≫・≪赤と黒≫・≪デカメロン≫・≪アンクルトムの小屋≫ 等には驚くばかり。
これらを含む「禁書」扱いの作品などはなんらかの形で弾圧を受け、学校の教材から外されたり、
図書館の棚から回収させられたり、教会が糾弾して信者に読むことを禁じたり、版元が出版を拒絶したり、
いや言葉や力のみならず宗教上の破門、撃たれたり、刑に処せられたり、火あぶりの歴史もあったという。
先日当ブログでも ≪発禁本パートⅠ≫と≪発禁本パートⅡ≫でサイィド・クトゥブなる人の著書を紹介したばかり。
手に入るか否かは解りませんが、読んでみたい本が結構ありました。
アーサー・R・バッソ著 『20世紀の捏造』 ~ナチス・ドイツによるホロコーストがプロパガンダ目的、独から賠償金を引き出す
ためのシオニストの陰謀か、ユダヤ人人口統計等も網羅しているという本。
トマス・ペイン著 『人間の権利』 ~1700年後半、イギリスは主要な植民地から離反され、アメリカ自由主義思想
が当時のイギリス・君主制を脅かす存在となっていく。
イギリスに内在する≪悪≫を攻撃した本。
アメリカ史の中でもペインほど議論の的になった人物もいないとも言われる。
あとは、反ヴァチカン・反教会権力の姿勢を貫く、まだ読んでいなかったスタンダールの有名な 『 赤と黒 』
とジョルダーノ・ブルーノ著 『 無限、宇宙および諸世界について 』 ・・・等々の本。
人間って極限にはなかなか立たされないもの。 これらぎりぎりの書をもって全てを云々言うつもりはないが
なんでも自由 自由とは には、必ず問題も残ります。 勿論 節度も自由には含まれるとも思う。
だからこそ 心して読まねば ・・・・ そんな気がする。
≪表現の自由≫ってなんでしょうね。 ケン・ワチェスバーガー編 『百禁署』 という本を手にとってみた。
検閲を受け禁書となった世界各国100作品のそれぞれのあらすじと検閲の経緯を紹介した本である。
【 政治的理由・宗教的理由・性的理由・社会的理由 】 それぞれの理由で弾圧された作品が並ぶ。
≪聖書≫・≪コーラン≫・≪悪魔の詩≫・≪アンネの日記≫・≪チャタレー夫人の恋人≫・≪わが闘争≫・・・等々。
このへんはなるほど、と思うのですが、≪ドクトル・ジバゴ≫・≪怒りの葡萄≫・≪若きウェルテルの悩み≫・
≪アラビアン・ナイト(千夜一夜物語)≫・≪赤と黒≫・≪デカメロン≫・≪アンクルトムの小屋≫ 等には驚くばかり。
これらを含む「禁書」扱いの作品などはなんらかの形で弾圧を受け、学校の教材から外されたり、
図書館の棚から回収させられたり、教会が糾弾して信者に読むことを禁じたり、版元が出版を拒絶したり、
いや言葉や力のみならず宗教上の破門、撃たれたり、刑に処せられたり、火あぶりの歴史もあったという。
先日当ブログでも ≪発禁本パートⅠ≫と≪発禁本パートⅡ≫でサイィド・クトゥブなる人の著書を紹介したばかり。
手に入るか否かは解りませんが、読んでみたい本が結構ありました。
アーサー・R・バッソ著 『20世紀の捏造』 ~ナチス・ドイツによるホロコーストがプロパガンダ目的、独から賠償金を引き出す
ためのシオニストの陰謀か、ユダヤ人人口統計等も網羅しているという本。
トマス・ペイン著 『人間の権利』 ~1700年後半、イギリスは主要な植民地から離反され、アメリカ自由主義思想
が当時のイギリス・君主制を脅かす存在となっていく。
イギリスに内在する≪悪≫を攻撃した本。
アメリカ史の中でもペインほど議論の的になった人物もいないとも言われる。
あとは、反ヴァチカン・反教会権力の姿勢を貫く、まだ読んでいなかったスタンダールの有名な 『 赤と黒 』
とジョルダーノ・ブルーノ著 『 無限、宇宙および諸世界について 』 ・・・等々の本。
人間って極限にはなかなか立たされないもの。 これらぎりぎりの書をもって全てを云々言うつもりはないが
なんでも自由 自由とは には、必ず問題も残ります。 勿論 節度も自由には含まれるとも思う。
だからこそ 心して読まねば ・・・・ そんな気がする。
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