ヨーロッパで過ごした時間と人物、日本での日常風景を交互に紡いだ物語集というより私小説。
須賀敦子(1929年 - 1998年)。 日本の随筆家・イタリア文学者。 『 ミラノ 霧の風景 』 で女流文学賞を受賞。
20代後半から15年余りイタリア中心に滞在する。 翻訳者として脚光を浴び、随筆家としても知られた人だ。
最近思うのですが、小説やエッセイなども女性の方がなにか自由というか、奔放さというか、
男性が描くものよりも 【 感 性 】 という点では断トツに秀でているのではないだろうか ・・・。
それほど読み込んだわけではないのですが、読書ジャンルの修正も考えねば、そんな気がします。
ひとり分け入ってのイタリアでの生活などは、彼女のいう 「うっかり人生がすぎてしまう」 を許さない
人生観というか、女性ならではの感性も鋭い。 <分け入っても分け入っても青い山> の如しだ。
『 ヴェネツィアの宿 』 『夜半のうた声』 『オリエント・エキスプレス』 と連なる 【父と娘の話】 も、突然女をつくり家出
をする父、とある場所でその父と女に出会う娘の心境なども繊細で、絶妙な語り口で恐れ入る。
次は 『 ミラノ 霧の風景 』 を読むこととする。 イタリアといえば在住の塩野七生が有名ですよね。
私などはなかなか旅には行けないのですが、実はイタリアには一度だけですが、旅したことがあるのです。
もう5年にもなるでしょうか、チューリヒからスイス、ミラノ・ヴェネツィア・ローマ・ナポリ・ポンペイを列車乗り継いでの一人旅。
珍道中まがいのこともあったので、機会があったら思いだして書いてみるつもりです。
ところでこの本、大活字本 での上・下巻になっているんですよ。
初めて高齢者向けの ≪でか字≫ で読んでみましたが、まだ若い自分? にはやはりこの字は大きすぎ。
こんなことで納得している自分がおりました。 満足 満足 (笑)!
須賀敦子(1929年 - 1998年)。 日本の随筆家・イタリア文学者。 『 ミラノ 霧の風景 』 で女流文学賞を受賞。
20代後半から15年余りイタリア中心に滞在する。 翻訳者として脚光を浴び、随筆家としても知られた人だ。
最近思うのですが、小説やエッセイなども女性の方がなにか自由というか、奔放さというか、
男性が描くものよりも 【 感 性 】 という点では断トツに秀でているのではないだろうか ・・・。
それほど読み込んだわけではないのですが、読書ジャンルの修正も考えねば、そんな気がします。
ひとり分け入ってのイタリアでの生活などは、彼女のいう 「うっかり人生がすぎてしまう」 を許さない
人生観というか、女性ならではの感性も鋭い。 <分け入っても分け入っても青い山> の如しだ。
『 ヴェネツィアの宿 』 『夜半のうた声』 『オリエント・エキスプレス』 と連なる 【父と娘の話】 も、突然女をつくり家出
をする父、とある場所でその父と女に出会う娘の心境なども繊細で、絶妙な語り口で恐れ入る。
次は 『 ミラノ 霧の風景 』 を読むこととする。 イタリアといえば在住の塩野七生が有名ですよね。
私などはなかなか旅には行けないのですが、実はイタリアには一度だけですが、旅したことがあるのです。
もう5年にもなるでしょうか、チューリヒからスイス、ミラノ・ヴェネツィア・ローマ・ナポリ・ポンペイを列車乗り継いでの一人旅。
珍道中まがいのこともあったので、機会があったら思いだして書いてみるつもりです。
ところでこの本、大活字本 での上・下巻になっているんですよ。
初めて高齢者向けの ≪でか字≫ で読んでみましたが、まだ若い自分? にはやはりこの字は大きすぎ。
こんなことで納得している自分がおりました。 満足 満足 (笑)!
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