今朝の道新9面に作家・村上春樹さん「時代と物語を語る」と題してのインタビュー記事が掲載されていた。
≪善と悪≫についてこんなことを語っていた。
『 先日≪アルジェの戦い≫という映画を久しぶりに見ました。この映画では植民地の宗主国フランスは悪で
独立のために闘うアルジェリアのたちは善です。僕らはこの映画に喝采を送りました。でも今、これを
見ると、行われていること自体は、現在起きているテロとほとんど同じなんですよね。 ・・・ 』
『 60年代は反植民地闘争は善でした。その価値観で映画を見ているから、その行為に納得できるんです。
でも今、善と悪が瞬時にして動いてしまう善悪不分明の時代に、この映画を見るととても混乱してしまう 』
著書【IQ84】を引き合いにだして ・・・ 。
『 この世には絶対的な善もなければ、絶対的な悪もない 』
『 善悪とは静止し固定されるものではなく、常に場所や立場を入れ替え続けるものだ 』
というのだ。
いま【法然の哀しみ】(梅原 猛 著)という本を読んでいるのですが、法然の生きた時代は天変地異
(飢餓・飢饉・疫病)や社会不安(戦乱・略奪・宗教や政治の腐敗)が起き、騙し 騙され 殺し 殺され、
それこそ魑魅魍魎が往きかう時代(平安から鎌倉の末法の世)だったようです。
1052年始まった末法の世は一万年も続くとの説がある。 現代もその真っただ中にいるのかもしれませんね。
村上さんは 『 自分の中にある羅針盤を信じるしかない 』 という。
善い方向を示す羅針盤はどこから生れるの ・・・ との質問にこう答えていた。
『 体を鍛えて 健康にいいものを食べ、深酒をせずに早寝早起きする。これが意外と効きます。
一言でいえば日常を丁寧に生きることです。すごく単純ですが ・・・・・ 』
善と悪を語るなぞ そう簡単なことではないとは思いますが、とりあえず しっかり生きるしかないようです。
あなたの羅針盤はいかがですか? そう やっぱり 狂ってますか ~ 懺 悔 懺 悔 !
≪善と悪≫についてこんなことを語っていた。
『 先日≪アルジェの戦い≫という映画を久しぶりに見ました。この映画では植民地の宗主国フランスは悪で
独立のために闘うアルジェリアのたちは善です。僕らはこの映画に喝采を送りました。でも今、これを
見ると、行われていること自体は、現在起きているテロとほとんど同じなんですよね。 ・・・ 』
『 60年代は反植民地闘争は善でした。その価値観で映画を見ているから、その行為に納得できるんです。
でも今、善と悪が瞬時にして動いてしまう善悪不分明の時代に、この映画を見るととても混乱してしまう 』
著書【IQ84】を引き合いにだして ・・・ 。
『 この世には絶対的な善もなければ、絶対的な悪もない 』
『 善悪とは静止し固定されるものではなく、常に場所や立場を入れ替え続けるものだ 』
というのだ。
いま【法然の哀しみ】(梅原 猛 著)という本を読んでいるのですが、法然の生きた時代は天変地異
(飢餓・飢饉・疫病)や社会不安(戦乱・略奪・宗教や政治の腐敗)が起き、騙し 騙され 殺し 殺され、
それこそ魑魅魍魎が往きかう時代(平安から鎌倉の末法の世)だったようです。
1052年始まった末法の世は一万年も続くとの説がある。 現代もその真っただ中にいるのかもしれませんね。
村上さんは 『 自分の中にある羅針盤を信じるしかない 』 という。
善い方向を示す羅針盤はどこから生れるの ・・・ との質問にこう答えていた。
『 体を鍛えて 健康にいいものを食べ、深酒をせずに早寝早起きする。これが意外と効きます。
一言でいえば日常を丁寧に生きることです。すごく単純ですが ・・・・・ 』
善と悪を語るなぞ そう簡単なことではないとは思いますが、とりあえず しっかり生きるしかないようです。
あなたの羅針盤はいかがですか? そう やっぱり 狂ってますか ~ 懺 悔 懺 悔 !