スノーマン見聞録

ジャンルも内容も気の向くまま~“素浪人”スノーマンの見聞録

SHOCHU

2014年07月07日 | 雑感
西洋に ”ワインを水で割れば酒が堕落し、割らなければ人が堕落する ”とのことわざがあるという。

焼酎はそうはいかぬ。 あなたはロックそれともお湯割りかな。

お湯割りは、お湯が先でグラスの対流が促進され、保温効果も持続する。酒のみならの常識とか。

芋焼酎の本場・鹿児島や宮崎で、焼酎をより美味しく楽しむワザとして昔から知られている飲み方があるという。

「前割り」と呼ばれているもので、飲む2~3日前に水と半々程度で割っておき、そのままか、あるいはロック、
または温めて飲むというのだ。  (一部の酒造では「蔵元前割り焼酎」として扱っているものもあるようだ)

焼酎の色でこんな話がある。 

焼酎の色の濃さ(着色度)は、ウイスキーやブランディーの五分の一から十分の一以下の値にしなければならない
という奇妙な規定があるのだそうだ。


ご存じのようにウイスキーやブランディーの深い色は内部を焦がした樽材から抽出される成分に由来する。
市場に出回る「樽貯蔵」の焼酎は、これと同じ樽で保存されている。

旧酒税法では焼酎は税率がそもそも庶民の酒として税率が低く抑えられていた。
庶民の酒が「樽で長期熟成」などと贅沢はまかりならんということか、今でも焼酎の色味規定はそのままという。

仕上げの際、ろ過して脱色したりブレンドで薄めたりしているとのことだ。 ばかな話だ。

焼酎は基本的には原料を限定しない酒でもある。 

「本格焼酎」を名乗る場合は原料に指定があり、国税庁長官が定める49品目あるが、
えっ!という面白い焼酎もあるという。


牛乳焼酎・緑茶焼酎・のり焼酎・梅の種焼酎・サボテン焼酎・サフラン焼酎、、、等々。

49品目すべてが使用、商品化されているわけではないというが、さてどんな焼酎なんだろう? 

まあ 焼酎のうんちくを語っても仕方がない。 

      

人生 酔いたい時もあるよ!  SHOCHU女子よ!  思いっきり 飲んで 忘れなさい!